内容説明
経済白書が「もはや戦後ではない」と宣言した時代。日本の国連加盟、新安保条約調印、東京オリンピック開催などから時代を解説。
目次
1 昭和30年代へ(~1955年)(警察予備隊うまれる;無力の国連、それでも…;日米安保条約調印 ほか)
2 昭和30年代・復興から発展へ(ラッセル=アインシュタイン宣言;「55年体制」とは?;戦後11年、ようやく日本が国連加盟 ほか)
3 日本経済の発展(アフリカの年;日米安保条約の改定;所得倍増計画 ほか)
資料編
著者等紹介
池上彰[イケガミアキラ]
1950年、長野県松本市生まれ。慶應義塾大学卒業後、1973年、NHKに記者として入局。1994年から「週刊こどもニュース」キャスター。2005年3月NHK退社後、ジャーナリストとして活躍。2012年より東京工業大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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せっちゃんさん
19
国際情勢勉強のために、まず戦後日本からと思い読了。大人のための図説本だけど、写真の択が良い!イメージ湧く最適な一枚。ピンポイントで入る”池上コメント”も流石。このシリーズ計6冊読破する。政治経済な苦手な自分に最適な一冊。2020/11/08
うさっぴ
6
前巻に続いてためになった。自分がまだ生まれてもなかった時代のことを知るのは面白い。2014/11/08
アキコ
2
昭和30年代の世界と日本を簡潔に書いてあります。昭和30年代とは、今の60歳台の方々の生まれた時代。(70歳台の青春時代、80歳台の働いていた時代でもあります)2015/11/25
そーすけ
2
105*日本の安全保障体制の転換期かな。警察予備隊がうまれたり、日米安保条約が改定されたり。政治的には55年体制。キューバ危機やケネディ暗殺など。2015/05/04
ヒラP@ehon.gohon
2
昭和30年代は、現代日本に向けての基礎的な時代でしょうか。 社会、国際情勢、文化、様々なことがコンパクトにまとめられていて、凝縮感の素晴らしさを感じました。 私にとっては、ちょっと過去形時代ですが、多くの親にとっては、昔のことになるのでしょうか。 子どもとともに現代を振り返るのにとても良い本だと思います。2015/04/17