出版社内容情報
再生可能エネルギー、メタンハイドレート、宇宙エネルギー、「もったいない」に表れる日本人の感性――4つの車輪で資源大国になる! 東日本大震災により発生した福島第一原発事故は、原子力発電のリスクを世界中の国々にを思い知らせる出来事となった。当然、日本もエネルギー政策の転換を迫られる。
今こそ日本は、自国の中にある資源ポテンシャルに本気で向き合うべき時なのではないだろうか。
変化に富んだ日本の自然環境がもたらす様々な再生可能エネルギー、世界に先駆けて開発が進む日本近海に眠る非在来型天然ガスのメタンハイドレート、日本の英知を駆使して今まさに足を踏み出さんとしている宇宙エネルギー開発。そして、「もったいない」という言葉に表されるように、古来より足元にあるものを無駄なく上手に使って生きてきた「日本人の感性」という無限無形の資源。「資源に乏しい……」といわれてきた日本であるが、実は自国の中に豊富な資源を抱えているのである。
そして、日本が持つこれら四つ車輪ともいえる資源は、気候変動問題への対処、脱石油といった世界的な環境への配慮が求められる時代に欠かせない「環境エネルギー」であり、日本はこれら四つの車輪で走る世界トップクラスの「環境エネルギー大国」といえるのだ。
日本が持つ世界一の資源ポテンシャルに光を当て、近未来にエネルギー大国になる必然性を、徹底解説!
第1章 旧エネルギー政策の崩壊
第2章 再生可能エネルギー大国の実力
第3章 驚異の非在来型エネルギー
第4章 宇宙エネルギー大国の未来
第5章 無限の資源=日本人の感性
第6章 4つの車輪
平沼 光[ヒラヌマ ヒカル]
著・文・その他
内容説明
風力、宇宙エネルギー、地熱、メタンハイドレート―実は日本は再生可能エネルギーのデパート。世界有数の資源と技術で再び高度成長が来る。
目次
第1章 旧エネルギー政策の崩壊
第2章 再生可能エネルギー大国の実力
第3章 驚異の非在来型エネルギー
第4章 宇宙エネルギー大国の未来
第5章 無限の資源=日本人の感性
第6章 四つの資源ポテンシャル
著者等紹介
平沼光[ヒラヌマヒカル]
1966年、東京都に生まれる。東京財団研究員・政策プロデューサー。1990年、明治大学経営学部卒業後、日産自動車株式会社入社、繊維機械事業部や海外営業部にて海外営業を担当。2000年に東京財団入団、政策研究部にて外交・安全保障、資源エネルギー分野のプロジェクトを担当。専門分野は資源エネルギー外交。NHK「クローズアップ現代」などのテレビ番組でコメンテーターを務めるかたわら、新聞・雑誌等に精力的に寄稿している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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