岩波ジュニア新書
新・東海道 水の旅

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784005008063
  • NDC分類 K517
  • Cコード C0244

出版社内容情報

東海道は水の豊かさを感じられる道だ。新幹線は多摩川・天竜川・木曽川はじめ多くの川を渡るが、富士川や大井川にはほとんど水がない。いったいなぜなのだろう? 一方、汚れた廃水を出す工場も少なくなり、水質は確かによくなった。でも、工場がなくなることはいいのだろうか? ダムや河口堰の役割や問題点も考えてみたい。

内容説明

多摩川、天竜川、浜名湖、木曽川、琵琶湖、…と東海道新幹線からはたくさんの川や湖が見えます。それらを通して、水環境を守ろうとしたり、水の少ない土地に水を引いたり、水害から家や田を守る堤をつくったり、いろんな工夫が見えてきます。東京から大阪まで時速285kmで走りながら、水を考える旅に出かけてみましょう。

目次

1 東京から新横浜へ(のぞみ号で出発;芝浦から呑川へ;多摩川)
2 新横浜から富士川へ(相模川;酒匂川から新丹那トンネル;富士山の湧水と富士川)
3 富士川から名古屋へ(静岡近郊の川;遠州地方;浜名湖から三河湾;名古屋)
4 名古屋から京都へ(木曽三川;琵琶湖東岸;環境規制と環境ビジネス)
5 京都から新大阪へ(京都の水;淀川を下る)

著者等紹介

浦瀬太郎[ウラセタロウ]
1967年京都市生まれ。東京大学工学系研究科都市工学専攻博士課程修了。東京大学環境安全センター助教授、東京工業大学工学部准教授を経て、東京工科大学応用生物学部教授。専門分野は上下水道、環境化学、環境水質学。趣味はオリエンテーリング(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よしひろ

5
愛知・東京・京都の水利システムを見ていく。2016/04/08

Hiroaki Futagami

0
岩波ジュニア新書はとても好きなシリーズだが、本書はダメでした。数年に一度しか出逢えないウ●コ本、なんのタシにもなりません。ましてやこれを青少年に読ませようとは到底思えません。この著者、よく知りませんが、典型的な御用学者なのでしょうかね。2016/07/29

のん@絵本童話専門

0
中西準子さんの書かれた本を新しくリメイクしたそう。電車×水に関する事象という組み合わせが斬新!東京から新大阪まで車窓から見える水施設について、解説を加えている。水をめぐる様々な問題にも言及しており、科学、社会、政治などいろんな分野から水について考えることができる。鉄オタにも刺さるのではないかと思うほど、電車の知識も含まれている。2024/02/26

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9745890
  • ご注意事項