非線形言語モデルによる自然言語処理―基礎と応用

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  • サイズ A5判/ページ数 322p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784000058827
  • NDC分類 007.63
  • Cコード C3080

出版社内容情報

人文学を含む関連諸領域に驚きを与える労作

意味解析は自然言語処理の長年の懸案であり、これまでに提案された様々な方式はいすれも壁にぶつかった。それは言語表現が本質的に非線形であることが原因である。本書は新しい言語観に基づく画期的な方式を提案する。

内容説明

自然言語処理における意味解析の本質的困難は従来から知られており、これまでにも様々な方式が提案されてきたが、いずれも線形言語観に基づくため、うまくいかなかった。本書が提案する方式は非線形言語観に基づく画期的なものであり、その劇的な言語観の転換も相俟って、自然言語処理、人工知能のみならず、言語学、言語哲学、外国語教育など、関連諸分野にも大きなインパクトを与えることだろう。

目次

第1部 非線形言語モデルによる自然言語処理―基礎編(言語表現とその意味;対象認識の概念化と言語表現;非線形言語モデル;パターン言語処理;意味的等価変換方式)
第2部 非線形言語モデルによる自然言語処理―応用編(日英表現パターン記述言語;文型パターン辞書の開発;文型パターンの意味類型化)
付録表

著者等紹介

池原悟[イケハラサトル]
1967年、大阪大学基礎工学部電気工学科卒業。1969年、同大学大学院修士課程修了。同年、日本電信電話公社に入社し、数式処理、トラフィック理論、自然言語処理の研究に従事。1996年より鳥取大学工学部知能情報工学科教授。1996年、スタンフォード大学客員教授、工学博士。2006年、人工知能学会表彰(研究業績賞)、2007年、文部科学大臣表彰(研究部門)。現在、言語処理学会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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