生態工学の基礎―生きた建築材料を使う土木工事

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生態工学の基礎―生きた建築材料を使う土木工事

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  • サイズ A4判/ページ数 268p/高さ 30cm
  • 商品コード 9784806712961
  • NDC分類 510
  • Cコード C0051

内容説明

本書では、まず緑被工と呼ばれる生きた植物や、その部材で法面を保護する工法、つまり生態工学を活用した河川改修工法を紹介する。次に、現在専門工事業者が景観保全工事で広く施工している石材等の無機素材、またはその部材を用いたさまざまな保全工事についても取り上げた。これらの工事には護岸、排水、落石、防風防雪・雪崩等の対策や地表整正等の工事が含まれる。個々の工事方法だけではなく、それぞれの工事の効果、現場の将来像、維持管理の方法についても述べ、更に過去の経験に基づいた実例も記した。

目次

A 緑化工事・植栽のための品種の選択(植物社会学的な観点から見た植物種の選択;生態学的な観点からなされる植物選択 ほか)
B 最も適した生態工学的工法の選択(緑化工事の目的に応じた方法の選択;建築上の必要条件に応じた方法の選択 ほか)
C 緑化工事の維持・管理(土壌改良;その他の生長促進のための処置 ほか)
D 緑化工事の費用
E 緑地及び景観工の方法(生きた植物と建材を用いた保全工事;生きていない材料や建材を使用した保全工事)

著者等紹介

シヒテル,フーゴー・マインハルト[シヒテル,フーゴーマインハルト][Schiechtl,Hugo Meinhard]
1922‐2002。オーストリアに生まれ、インスブルック大学で植生学と地理学を学ぶ。第2次大戦後のヨーロッパで、生態工学者として先駆的役割を果たし続けた。同時に、真、善、美を希求した芸術家でもあった

伊藤直美[イトウナオミ]
千葉県習志野市在住。独協大学外国語学研究科ドイツ語学専攻博士前期課程修了。緑化工学会会員

マテー,ペーター[マテー,ペーター][Mathae,Peter]
長野県諏訪郡原村在住。1959年オーストリア・シュタイアーマルク州生。1984年ウイーン大学大学院修士課程日本学科終了。1985~1989年埼玉大学講師、1989年オーストリア・TEAM7社製の無垢の木製家具の輸入を始める。’96年自然の住まい株式会社設立。現在はTEAM7社の木製家具の輸入販売とオーストリア・トーマ社の冬期の新月の時期に伐採した木材を使用した住宅造りの普及活動を実施。日本でも冬期の新月期に伐採した木材を使った建物を造ることを勧めている。TEAM7JAPAN(株)、自然の住まい(株)各社の代表取締役を務める

佐々木寧[ササキヤスシ]
神奈川県秦野市在住。1946年青森県生。弘前大学卒。横浜国立大学環境科学研究センター及び西ドイツ理論応用植物学研究所研究院を経て現在埼玉大学工学部建設工学科教授。専門は植生工学

※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。