内容説明
仏教、キリスト教、イスラム教は、世界の三大宗教と呼ばれます。信者の人数だけで言えば、インド、東南アジアを中心としたヒンドゥー教がありますが、それは世界宗教とは呼ばれません。なぜなら、ヒンドゥー教は、日本の神道と同じ民族宗教だからです。ではなぜ、仏教、キリスト教、イスラム教は世界宗教になりえたのでしょうか。その答えは本書にあります。本書では仏教、キリスト教、イスラム教の起こりと教義、そして歴史と文化を、豊富な図版で詳しく丁寧に解説しています。ぜひ本書で、国際化がすすむ現代に必要な、基礎教養を身につけてください。
目次
第1章 仏教の起こりと教義
第2章 仏教の歴史と文化
第3章 キリスト教の起こりと教義
第4章 キリスト教の歴史と文化
第5章 イスラム教の起こりと教義
第6章 イスラム教の歴史と文化
著者等紹介
武光誠[タケミツマコト]
1950年、山口県生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。同大学大学院博士課程修了。明治学院大学教授。専攻は日本史、歴史哲学。比較文化的視野を用いた幅広い観点から日本の思想・文化の研究に取り組む一方、飽くなき探究心で広範な分野にわたる執筆活動を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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an
1
3大宗教の並列。宗教は分かりやすい教育方法であり、扇動であり、文化であると感じた2018/05/28
Kei
1
世界情勢に興味をもち、中東系の内戦の根源が理解できるのかと思って読んでみた。世界史も同時に思い出さないとイスラム教は理解できん。結局宗教問題とか言ってるけど政治的圧力で内戦勃発してるのね。こわや2014/10/17
猫丸
0
だいたいわかった2010/08/20
たろうしゅ
0
宗教の基本的な考え方を知りたいと思って手に取った本。 仏教、キリスト教、イスラム教がなぜ三大宗教と呼ばれるのか、その歴史などについて解説がある。 また現在に至る問題点、その経緯なども記してあって分かりやすい本だったと思う。2020/02/16
Kiki
0
それぞれの宗教の考え方が知りたく読了。 イスラムがなぜずっと争ってるのかもわかった。 キリストの考え方も知れてよかったが、街にある教会がどちらの宗派かみたいなことも知識として得れて良かった。 仏教は、日本史の授業で聞いたことのあるものが多かった。が復習になってよかった。2018/04/16