出版社内容情報
いま全国で1500人以上の地域おこし協力隊員が活動中。隊員の成長、地域住民の変化、自治体職員の進化について、リアルな現場報告
制度開始から6年。いま全国444の自治体で1500人以上の地域おこし協力隊員が活動中だ。隊員の成長、地域住民の変化、自治体職員の進化をおこす成功のポイントを、現役&OB隊員、自治体職員など70名が執筆。なぜ若者たちは地域おこしの仕事に向かうのか、彼らは地域の状況を変えられたのか、実践者たちのリアルな現場報告。
第1章 地域おこし協力隊とは
・地域おこし協力隊制度はこうして生まれた
内容説明
全国444の自治体で1500人以上の地域おこし協力隊が活動中!隊員の成長、地域住民の変化、自治体職員の進化をおこす、実践者たちのリアルな現場報告。
目次
第1章 地域おこし協力隊とは
第2章 地域をおこす60人の仕事
第3章 協力隊・地域・自治体の上手な関係のつくり方
第4章 役立つ情報を手に入れよう
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬弐仟縁
29
小田切徳美教授「多様な若者と多様な農山漁村をつなぐ地域おこし協力隊」(23頁~)。移住者と地域おこし協力隊の動向は類似すると判明した(25頁2015年)。この相関は、協力隊が魅力発信することでそれに共感を覚えた都市住民が移住先選択の動機になっていると推測される。私の考えを述べると、JICAの青年海外協力隊帰りの人の再就職が困難である。その受け皿が地域おこし協力隊という国内版協力隊に直結する者も少なくない印象である。木祖村の人もそうらしい。ボランティアではなく、給料をもらっているのは同じだと思う。2015/12/02
よしひろ
8
本来ネットはこうやって活用するのだろうと思う。志ある人同士をつなぐ手段として。そこにファシリテーターなど、色んな人材の出会いがある。そして、若者も実は地元に興味がないわけではない。自分自身が生きていくコミュニティなのだから。2016/02/11
tohoho
1
地方創生の名のもと、地域おこし協力隊としての3年間の任期を終え、自分の住み慣れた地を離れて移住をするという大きな決断とともに、その地域の活性化に取り組む協力隊OB、現役に行政職員らの悪戦苦闘の挑戦が窺える。2015/11/07
なつ
0
地域おこし協力隊のうまくいったことがただ、わーと書かれている。1人1人のページが少ないので似たような話が並んでいる印象。もっと具体的にかかった金額とか、生活の変化とかも知りたかった。2016/07/07
Yamamoto Kunihiro
0
地域おこし協力隊の成功事例と呼ばれるものを集めているが、全ページを通してお金に関わることが書かれていない。 ここが一番大事なところなんだけど、予算の話をしないと、何もできない。そこを美談で隠しているのではないか?2016/04/11