出版社内容情報
青年の理解に必要な課題やテーマを随所に設け、彼らが直面している事柄をコラムで解説。青年心理を学ぶためのある種の地図を提供する。
高坂康雅[コウサカヤスマサ]
池田幸恭[イケダユキタカ]
三好昭子[ミヨシアキコ]
内容説明
青年心理学のエッセンスを凝縮!学ぶ側と教える側の両者を満足させたはじめての本。最新データに基づいた15の章で現代青年の動向を把握。さらにアクティブラーニングに役立つ尺度・ワークシート、小レポート課題とディスカッション・テーマを活用。
目次
生涯発達の中の青年期
青年期の身体的変化と心理的影響
認知と感情の発達
自己意識の形成
アイデンティティの発達
青年期の親子関係
青年期の友人関係
青年期の恋愛関係
社会性の発達
学校の中の青年
地域で育つ青年
ユースカルチャーを生きる青年
青年のキャリア発達
青年期の社会不適応
生きることの意味
著者等紹介
〓坂康雅[コウサカヤスマサ]
和光大学現代人間学部准教授。博士(心理学)。著作に、『恋愛心理学特論―恋愛する青年/しない青年の読み解き方―』(単著:福村出版)、『思春期における不登校支援の理論と実践―適応支援室『いぐお~る』の挑戦―』(編著:ナカニシヤ出版)など多数
池田幸恭[イケダユキタカ]
和洋女子大学人文学群心理学類准教授。博士(心理学)。著作に、「青年期における母親に対する感謝の心理状態の分析」(『教育心理学研究』)、「大学生における親の期待に対する反応様式とアイデンティティの感覚との関係」(『青年心理学研究』)など多数
三好昭子[ミヨシアキコ]
帝京大学短期大学人間文化学科専任講師。博士(心理学)。著作に、「谷崎潤一郎の否定的アイデンティティ選択についての分析」(『発達心理学研究』)、「有能感の生成と、その後のアイデンティティに基づいた生産性についての伝記資料による比較分析:谷崎潤一郎と芥川龍之介の伝記資料を用いて」(『発達心理学研究』)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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