出版社内容情報
今回の改訂では「ボリュームレンダリング」「アニメーション」を新設し,Visual C++ .NET言語にも対応した.
準備/座標変換/ポリゴンモデル/光学的モデルとシェーディング/レイトレーシングの基礎/より自由な形状の表現/マッピング/ボリュームレンダリング/アニメーション/付録
内容説明
本書の特長としては、利用範囲が広いようにパソコンを使用して、プログラム例を介して容易に3次元CGの実習ができるようにしていることです。一般にWindowsのプログラムは、イベント駆動型にする必要があります。しかし、本書ではイベント駆動型にせずに(MS‐DOSのように)、プログラムを記述することができるようにしています。また、点や線分などを数学の教科書のように記述することができます。このように、本書のプログラム例では、CGのアルゴリズムを主に記述しており、アルゴリズムに直接関係のない部分はヘッダファイルに記述することでできる限り簡略化して、簡潔でわかりやすいプログラミングを心掛けています。
目次
1 準備
2 座標変換
3 ポリゴンモデル
4 光学的モデルとシェーディング
5 レイトレーシングの基礎
6 より自由な形状の表現
7 マッピング
8 ボリュームレンダリング
9 アニメーション
著者等紹介
小笠原祐治[オガサワラユウジ]
1981年岩手大学工学部情報工学科卒業。1983年岩手大学大学院情報工学専攻終了。1983年富士通(株)入社。1991年岩手大学工学部情報工学科助手。1997年岩手産業技術短期大学校情報技術科講師。2001年岩手県立高度技術専門学院、現在に至る。博士(工学)
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