目次
1 日本の表現派―大正建築への一つの視点
2 大正建築の史的素描―建築におけるメス思想の開花を中心に
3 神殿か獄舎か―都市と建築をつくるものの思惟の移動標的
著者等紹介
長谷川堯[ハセガワタカシ]
1937(昭和12)年島根県生まれ。1960(昭和35)年早稲田大学第一文学部卒業。武蔵野美術大学造形学部教授。受賞・『都市廻廊』に対して“毎日出版文化賞”、『建築有情』に対して“サントリー学芸賞”。一連の建築評論活動に対して、“日本建築学会業績賞”(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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999
2
なかなか面白かった。現代の建築の形を論じるには浅学で甚だしく学識に欠けるので控えるが「偉大な建築物を作ろうとする建築家がいなくなった」という言葉は突き刺さった。現代人は過去の遺物、あらゆる分野の良いとされた物の復元・リメイクしか出来ないのか。既存の建物はいずれ古くなる。この本では刑務所や議事堂などが挙げられているがこの建築物に課せられる要求によって名称が決まる。人間の営みが研究され尽くされつつある現代に真に新しい建築物はもう現れないかもしれない。既存の要求に応える刑務所をいくら新しく作っても、→2021/12/21
tkm66
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想像していた以上に過激で哲学的な内容であった、との覚えが。ご子息が俳優として大成されるとは!2008/02/16
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