集英社文庫<br> 天使のゲーム〈上〉

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天使のゲーム〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 433p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087606461
  • NDC分類 963
  • Cコード C0197

出版社内容情報

魂を売った作家を翻弄する数奇で哀しい運命。
1917年、バルセロナ。新聞社から短篇を書くチャンスを与えられた17歳のダビッド。憧れの“塔の館"で執筆活動を続けていたある日、謎の編集人から、高額の報酬と望むものを与えるというオファーを受ける…。

内容説明

1917年、バルセロナ。17歳のダビッドは、雑用係を務めていた新聞社から、短篇を書くチャンスを与えられた。1年後、独立したダビッドは、旧市街の“塔の館”に移り住み、執筆活動を続ける。ある日、謎の編集人から、1年間彼のために執筆するかわりに、高額の報酬と“望むもの”を与えるというオファーを受ける。世界的ベストセラー『風の影』に続いて“忘れられた本の墓場”が登場する第2弾。

著者等紹介

サフォン,カルロス・ルイス[サフォン,カルロスルイス][Zaf´on,Carlos Ruiz]
1964年、スペインのバルセロナ生まれ。93年のデビュー作『霧の王子(El Pr´incipe de la Niebla)』で、エデベ賞を受賞。5作目の小説『風の影』でフェルナンド・ララ小説賞準賞(2001年)、リブレテール賞(02年)、バングアルディア紙読者賞(02年)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

のっち♬

111
未来も"大いなる望み"も失った作家のマルティンは謎の編集責任者の依頼を引き受ける一方で移り住んだ塔の館にまつわる謎を追う。"忘れられた本の墓場"シリーズ二作目となるが、本の墓場の扱いは地味になった印象。息苦しい来歴や謎めいた支援人など序盤は『大いなる遺産』がモチーフ。第二幕ではコレッリとの獰猛かつシニカルな問答とイザベッラとの愛嬌とウィットに富んだ会話が物語に絶妙なメリハリをつけている。形而上的なテーマ性や不気味な静寂を湛えた建物の描写、神秘的な演出など"『風の影』のゴシックな妹"と銘打つに相応しい内容。2021/06/14

mocha

81
〈本の墓場〉シリーズ第2弾。『風の影』よりも時代を遡り、ホラーな雰囲気が漂う。苦労して作家になったダビッドは不気味な館を手に入れ、怪しげな仕事の依頼を引き受ける。謎の雇用主は何者なのか?かつて館で何が起きたのか?下巻での着地がとても気になる。2021/04/03

ふう

79
「風の影」と同じように『本』が『親子の本屋』が、そして『忘れられた本の墓場』が登場。同じように明るい陽射しはなく、暗く重い空の下でミステリアスな物語が進んでいきます。ここかしこに巧みな表現が散りばめられていて美しく、その美しさに惑わされながら、ゾクッとする暗闇に引きずり込まれていきます。下巻へ。2017/04/09

財布にジャック

64
前作の「風の影」に続き「忘れられた本の墓場」が登場する第2弾だというので期待して読みました。前作と同じ翻訳者さんなのにだいぶ訳が自然になって読みやすく感じました。バルセロナを舞台に繰り広げられる謎の数々の虜になり、10年前に訪れたバルセロナを思い出しながら、主人公のダビッドと一緒にこの街に迷い込んでしまいました。下巻ではどんな運命が待っているのかとても楽しみです。2013/08/04

エンブレムT

64
足元だけを照らされ、手探りで前に進んでいく感じ。灯りはご丁寧にも通り過ぎるにつれ消され、前にも後ろにも暗闇だけが広がっていくような・・・不安が募っていく上巻でした。主人公ダビッドに配られたカードは、貧困、孤独、契約、猜疑、死と騙しの気配、そして文才。気持ちが沈んでしまいそうな方向に物語が進みそうになると、前作『風の影』で魅了された「忘れられた本の墓場」や「センペーレと息子書店」の面々が登場し、ページを捲る手を軽やかにしてくれました。下巻に手を伸ばさないわけにいかない吸引力があるのは確かな1冊です。2013/05/12

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