出版社内容情報
冷戦終結後も核抑止の論理にこだわり続けるのはなぜか。核兵器はどのように「運用」され、どんな課題を抱えているのかーー。長く秘密のベールに包まれてきた核戦力の最前線を訪ね、歴代政府高官や軍関係者など多数のキーマンへの単独インタビューを交えて、「核兵器の近代化」を進める世界最強の核超大国の今を報告する。
内容説明
冷戦終結後も核抑止の論理にこだわり続けるのはなぜか。核戦力は実際にどのように運用され、どんな課題を抱えているのか―。長く秘密のベールに包まれてきたアメリカの核戦力の最前線を訪ね、歴代政府高官や軍関係者など核政策のキーマンへの単独取材を交えて、「核兵器の近代化」を進める世界最強の核超大国の今を報告する。
目次
第1章 そのときを待つICBM―核戦力の三本柱 その1
第2章 戦略爆撃機、世界が照準―核戦力の三本柱 その2
第3章 核戦略の主力になった潜水艦―核戦力の三本柱 その3
第4章 「核兵器近代化計画」の誕生―オバマ政権
第5章 「使えない核兵器」から「使える核兵器」へ―トランプ政権
第6章 不透明な核政策の行方―バイデン政権
第7章 アメリカのヒバクシャたち―ハンフォード「死の一マイル」を訪ねて