アメリカの小説―理論と実践

アメリカの小説―理論と実践

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  • サイズ B6判/ページ数 301p
  • 商品コード 9784947602732
  • NDC分類 933

目次

チャールズ・B.ブラウン
エドガー・アラン・ポーの批評
メルヴィルの小説観―『マーディ』と書簡にみる
思考実験と洞察力―冷めた目と熱い心のマーク・トウェイン
ヘンリー・ジェイムズの小説理論
エリック・ソロモン著『スティーヴン・クレイン―パロディから写実へ』
ヘミングウェイの創作理論と実践―生の燃焼
フォークナーの実践―作家のいる場所
ユダヤ文学の原型―イディシュ文学とアメリカのユダヤ系作家達
ソール・ベローの小説観と実践―反現代的な現代作家
ジョン・バースの実践と技法―「迷路」の構造
ニューフィクションの方法―フェーダーマンとクーバー

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミツ

14
ポーからメルヴィル、トウェイン、フォークナー、バースまで、アメリカ文学を理論と実践という観点から論じた18の論考、翻訳を掲載したアンソロジー。批評家としてのポー、メルヴィルの“書くこと”への執着、トウェインのユーモア論、フォークナーの小説観などそれぞれの作家がどのような理論を信じ、それをどのように作品に反映させたかを考察する。各論考はざっと年代順になっているので、アメリカ文学における小説論の変遷としても読める。いずれも個別具体的な作品・作家論なので、対象となる作家や作品を既に読んでる人向け。2015/07/22

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