内容説明
ユーラシア大陸をかけめぐった3年間のフィールドワークを基に、人類の歴史と文明の盛衰を森の生態系を軸として大胆に論じ、歴史における風土の意味を明らかにする。
目次
1 東洋と西洋(東洋的風土学;ヒマラヤの東と西)
2 照葉樹林文化とナラ林文化の風土(ヒマラヤからの発想;照葉樹林文化のクライマックス;ナラ林文化;半栽培段階の位置づけ;縄文時代の東日本と西日本;ナラ林文化から照葉樹林文化へ)
3 硬葉樹文化の風土(再びヒマラヤからの発想;硬葉樹林文化;硬葉樹林帯の森の変遷;地中海文明の盛衰と画期)
4 東西オーク(ナラ・カイ)林文化の画期と生態(オーク(ナラ・カシ)林文化の画期
森林の文化、草原の文化
受難の森
もう一つの受難の森
オークロードのゆきどまりの文明)
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- 初めて学ぶ基礎制御工学