建築巡礼<br> 光の街路―都市の遊歩空間

建築巡礼
光の街路―都市の遊歩空間

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  • サイズ A5判/ページ数 109p/高さ 22X16cm
  • 商品コード 9784621033340
  • NDC分類 523.3
  • Cコード C0352

内容説明

19世紀に生み出されたおびただしい光の街路は、いまも裏街にひっそりとあるいは表通りに晴がましく、独特な表情をもって、都市を支えている貴重な空間だ。その光の街路の現代都市への復活を予感しながら、著者はこれらガラスで覆われた街路を訪ねて、パリ、ロンドン、ミラノ、ナポリ、モスクワを巡礼する。

目次

光の街路の系譜
光の街路の空間(PARIS;LONDON;MILANO;NAPOLI;MOSCOW)
光の街路の復活

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

348
「光の街路」のタイトルから、まず思い浮かぶのはやはりパリのパサージュだろう。本書でも真っ先に取り上げている。歴史的にもパリのそれが嚆矢であるらしい。最初期のものが1700年代の終わり頃、そして最盛期が19世紀であり、多くの傑作はこの時期のもの。また、いささか寂れた感は否めないものの、ありがたいことに大半が今も存続している。本書では以下にロンドン、ミラノ(ガレリアがある)、ナポリ、モスクワを紹介する。いずれもが、いわば鉄とガラスの造型であり、エッフェル塔などにも通底する美意識を感じるのである。2022/06/07

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