ちくまプリマーブックス<br> 古典との対話

ちくまプリマーブックス
古典との対話

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  • サイズ B6判/ページ数 219p/高さ 19X13cm
  • 商品コード 9784480041470
  • NDC分類 K019
  • Cコード C8395

内容説明

少年のころからくり返し読みつづけ、今もたま折りにふれてはページをめくる。日記に書きこみ、何度も味わい、考える。自分の流儀でつき合ってきた23冊をめぐる、深く静かなエッセイ23篇。

目次

1 人間とは何か(考える葦―パスカルの『パンセ』;故に我あり―デカルトの『方法序説』;知りたがる心―ブルタルコスの『モラリア』;偽りのない書物―モンテーニュの『随想録』;食欲と美味と快楽―ブリア・サヴァランの『味覚の生理学』;心の貧しき者―マタイによる福音書;太陽と死―ラ・ロシュフコーの『省察と箴言』;運命の女神―マキアヴェリの『君主論』)
2 自分とのたたかい(隠れて生きること―エピクロスの一断片;孤独と法悦―アミエルの『日記』;遁世者の心―鴨長明の『方丈記』;空言多き世―兼好法師の『徒然草』;憂愁の天才―ショーペンハウアーの『意志と表象としての世界』)
3 生きる道を求めて(処世の要諦―千字文;仁者は山を楽しむ―論語;心に在るもの―詩経;内直而外曲―荘子;善の欠如―アウグスティヌスの『告白録』)
4 古典と共に(宇宙国家の同胞―マルクス・アウレリウスの『自省録』;虫の黙示録―ファーブルの『昆虫記』;孤児と共に―ルソーの『エミール』;怠惰な多忙―セネカの『道徳論集』;理想郷―トマス・モアの『ユートピア』)

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