内容説明
本書は抽象的な微積分法の教科書ではなく、自然科学をより深く理解するために人類がその精神活動の中で創造してきた微積分法を、歴史をたどりながらやさしく解説した入門書。
目次
第1章 ギリシャ時代:宇宙を測る
第2章 プトレマイオス:宇宙の動力学
第3章 アルキメデス:面積の計算
第4章 新しい天文学と新しい幾何学
第5章 ライプニッツの微積分法
第6章 ニュートンの微積分法
第7章 プリンキピア
著者等紹介
市村宗武[イチムラムネタケ]
1961年東京大学理学部物理学科卒。1966年東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了。東京大学教養学部教授、同教養学部長などを経て、現在、法政大学情報科学部教授、東京大学名誉教授、理学博士。専門は原子核理論
狩野覚[カノサトル]
1972年東京大学理学部物理学科卒。1974年東京大学大学院理学系研究科物理学専攻修士課程修了。電気通信大学助教授、IBM東京基礎研究所主任研究員などを経て、現在、法政大学情報科学部教授、理学博士。専門は非線形レーザー分光学
狩野秀子[カノヒデコ]
1972年東京大学理学部化学科卒。1974年東京大学大学院理学系研究科化学専攻修士課程修了
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