出版社内容情報
超高層ビルが立ちならび人口一千万人を越す巨大都市東京.太田道灌の江戸築城にはじまり徳川幕府の城下町,明治以後は世界につながる日本の首都として目まぐるしい変貌をとげた東京の歩みを,町の様子,住民の暮らしぶりにそって生き生きと伝えます.巻末には時代・テーマ別史跡見学コースを図示.
内容説明
超高層ビルが立ちならび人口一千万人を越す巨大都市東京。太田道灌の江戸築城にはじまり徳川幕府の城下町。明治以後は世界につながる日本の首都として目まぐるしい変貌をとげた東京の歩みを、町の様子、住民の暮らしぶりにそって生き生きと伝えます。巻末には時代・テーマ別史跡見学コースが図示されています。
目次
序章 江戸のなりたち
1章 江戸城と町づくり
2章 商人の町―日本橋
3章 盛り場―両国・浅草
4章 場末の町―赤坂・渋谷・新宿
5章 江戸から東京へ
6章 文明開化の町なみ―新橋・銀座
7章 若者たちの上京熱―銀座・神田・上野
8章 巨大都市への第一歩―山の手の拡大
9章 戦争と東京
10章 巨大都市東京の現在
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しんすけ
3
先日の『都市』を補う意味で読んだ。中世に江戸が誕生するところから書き起こされている。東京は後手後手の対策で発展してきた都市だという読後感が残る。江戸・東京が大きく変化したのは明暦の大火と関東大震災以後であったことがその印象を大きくした。スラム街の神田橋本町整備は計画的に行われたものの結果は住民の放逐に過ぎなかった。また1964年のオリンピックについても住民の生活環境悪化を招いたことが指摘されている。為政者が住民無視で政策を進めるのは今も昔も変わりないということだろう。2016/09/07
takao
1
ふむ2022/04/23
HIRO1970
0
☆☆☆2011/06/07