出版社内容情報
ことばを話し,笑い,手を使ってものを造る.また群れをなして社会を形成し,時間を考え,学習し,死の恐怖を知る.いずれも人間にのみ備わった能力である.その人間としての機能を司る中枢,すなわち脳の働きと,知性,感情,行動との関連をとらえ,人間の全体像を明らかにする.教育をはじめ,あらゆる領域に対する問題提起の書.
内容説明
ことばを話し、笑い、手を使ってものを造る。また群れをなして社会を形成し、時間を考え、学習し、死の恐怖を知る。いずれも人間にのみ備わった能力である。その人間としての機能を司る中枢、すなわち脳の働きと、知性、感情、行動との関連をとらえ、人間の全体像を明らかにする。教育をはじめ、あらゆる領域に対する問題提起の書。
目次
人間とはなにか
人間の祖先
人間の身体を操る神経系
人間の脳の構造
人間を形成する脳
人間の生きる姿を支える脳
人間の脳のハードウェアとソフトウェア
健康であること
食べること
交わること〔ほか〕
著者等紹介
時実利彦[トキザネトシヒコ]
1909年‐1973年。1934年東京大学医学部卒業。専攻は脳生理学
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