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兎園小説余録 from books.google.com
... 兎園小説』は、著作堂こと曲亭馬琴が好事家の仲間といっしょに奇事異聞の文稿を持ち寄り、回覧する兎園会を開き、それを馬琴 ... 余録』『兎園小説拾遺』をまとめた。この話は、関源吾、号は東陽、『兎園小説』では海棠庵という名で登場している人物が報告 ...
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... 兎園小説余録』によると、次郎吉は木挽町の船宿某の子で、少年のころから放蕩無頼のため、家を追い出されて武家の足軽奉公などをし、文化年間に箱館奉行から江戸町奉行になった荒尾但馬守に奉公したが、間もなく但馬守が死去、荒尾家を去ってほうぼうの ...
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... 兎園小説余録』にある話。左官の男が昔、鰻屋の養子だったころの話。鰻屋の主人が大鰻を裂こうとしたら、鰻の頭を打つきりで手を突き刺してしまった。主人に代わり男が裂こうとすると、鰻は尾で男の腹を強烈に打った。「頼むから裂かせてくれ。今後は ...
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... 兎園小説余録』天保三年所掲によれば、春二月上旬から三月に至りて目黒魚(鮪・まぐろ)最下値なり。いづれも中型まぐろにて、小田原河岸の相場二尺五、六寸~三尺許のもの一尾二百文と聞こえし。後には切り売り、片身が百文、小さきは八十文に売りた飯の ...
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... 兎園小説余録・兎園小説拾遺・保敬随筆・梅園拾葉・新著聞集 6 雉岡随筆・三養雑記・清風瑣言・尤の草紙・近世奇跡考 7 它山石初編・筠庭雑録・勇魚鳥・蜘蛛の糸巻・橘茶話 8 一挙博覧・うき草のあと・筠庭雑考・目さまし草・反古籠・閑窓自語・雑説囊話 ...
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... 兎園会」と称て集まり、江戸や諸国の奇談を持ち寄った時の記録が『兎園小説』である。兎園会断絶後、馬琴が奇事異聞を集めたものが『余録』。兎園小説余録 58 する」としきりに気味悪がった。その夜、鰻の生簀のあたりで凄まじい物音がし、たくさんの鰻が ...
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... 兎園小説余録・兎園小説拾遺・保敬随筆・梅園拾葉・新著聞集 6 雉岡随筆・三養雑記・清風瑣言・尤の草紙・近世奇跡考 7 它山石初編・筠庭雑録・勇魚鳥・蜘蛛の糸巻・橘茶話 8 一挙博覧・うき草のあと・筠庭雑考・目さまし草・反古籠・閑窓自語・雑説囊話 ...
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... 余録 で、筆者は文末に「琴嶺興継識」としているから、滝沢馬琴の息子の滝沢宗伯である。宗伯はこの話を文政六年六月下旬に ... 兎園小説』(一八二五)の「窮鬼」を要約したもの瀬野精一郎やすつぐくめく(すずき・しんいち)抹殺博士と復活博士にいう貧乏神 ...
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... 兎園小説滝沢解(曲亭馬琴)編著の随筆集。馬琴をはじめとする好事同好の士が奇事異聞の記録文を持ち寄る「兎園会」で集まっ奇談等を集めたもの。「鬼園小説」「兎園小説外集』『兎園小説別集』「兎園小説拾遺」「兎園小説余録」があり、文政八年(一八二五) ...