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長崎奉行の歴史~苦悩する官僚エリート~(角川選書 574)
木村 直樹
著
発行年月 |
2016年07月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
207p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/法律/法制史 |
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ISBN |
9784047035744 |
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商品コード |
1020829491 |
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NDC分類 |
322.15 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2016年09月1週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1020829491 |
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著者紹介
木村 直樹(著者):1971年東京都生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程中退。長崎大学多文化社会学部教授。博士(文学)。専門は日本近世史。著書に「<通訳>たちの幕末維新」など。
内容
長崎は、日本史上、常に日本の玄関であった。古代の対馬を経由した中国・朝鮮との関係、中世の遣明船や朝鮮への使節・倭寇、近世のオランダや唐人との関係や対馬での朝鮮の関係――。江戸屈指の名老中・松平定信が「長崎は日本の病の一つ」と言うほど、治めるのが難しかった長崎。長崎奉行所、町人、西国諸藩の蔵屋敷、異国人の活動する出島・唐人屋敷、という様々な集団の、複雑なバランスの上に成り立っていた。各集団の思惑やパワーバランスに注目しつつ、海防やキリシタン禁制など、長崎の文化的・政治的な葛藤と軋轢を、「長崎奉行」を軸に明らかにする。