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日本の「宗教」はどこへいくのか(角川選書 497)

山折 哲雄  著

 品切
       
価格 \1,650(税込)         

発行年月 2011年11月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 222p
大きさ 19cm
ジャンル 和書
ISBN 9784047034976
商品コード 1004876468
NDC分類 162.1
基本件名 宗教-日本
本の性格 学術書/学生用
新刊案内掲載月 2012年01月1週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1004876468

著者紹介

山折 哲雄(著者):1931年生まれ。宗教学者。東北大学文学部印度哲学科卒業。東北大学文学部助教授、国立歴史民俗博物館教授、国際日本文化研究センター教授、同センター所長などを歴任。著書に『空海の企て』『愛欲の精神史』『日本文明とは何か』など多数。

内容

日本の宗教はどこからきてどこへいくのか。鎌倉仏教の担い手たち、法然・親鸞・道元・日蓮らの「心の探求」という精神的な命脈を糸口として、祖霊信仰と神仏とのかかわり、近代前後の宗教観の変容を解く。

〈目次〉
   まえがき
1 なぜ戦後日本で「ピープル」は「人民」と訳されてきたか
2 言葉が重層する近代日本人のアイデンティティ・クライシス
3 神の声、仏の声を「聞いた」東西の中世世界
4 明治に輸入された「中世」の概念と「宗教改革」
5 戦後「鎌倉仏教=宗教改革」論を復活した三人の旗手
6 「宗教改革」の対極に位置する先祖崇拝
7 「先祖崇拝」とは何か
8 遺骨に霊魂が宿るという信仰
9 天皇制も支えた「霊の威力」
10 「鎌倉仏教=宗教改革」論の否定、顕密体制論
11 鎌倉仏教のカリスマたち──法然・親鸞・道元・日蓮
12 鎌倉仏教の隠された主題、「心の探求」
13 家持、空海、最澄、西行──「心」探求の系譜
14 漱石・啄木の「心」に流れる道元・世阿弥の「心」
15 中世の権門体制を支えたイデオロギー
16 織田信長が行った政教分離という「宗教革命」
17 親鸞の孤独な魂の継承者、内村鑑三
18 戦後、教育から宗教改革の実現をめざした南原繁
19 戦後日本の宗教的空白を補完した「象徴天皇」
20 教科書にあらわされた「宗教」の現在
   あとがき

目次

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