内容説明
非武装日本がとるべき道は、「ことば」と「情報」への新しい戦略。言語社会学の第一人者が今こそ注目すべき提言。
目次
第1章 日本はいま、どんな国か(日本は情報鎖国―誤算の連鎖;言葉のくびき ほか)
第2章 日本語の国際化(国際舞台での言語;日本語を国連公用語に ほか)
第3章 受信から発信へ―西欧中心主義からの離脱(失われた自己の回復;自己を規準とする発想を ほか)
第4章 「言語政策」はなぜ必要か(「言語」に無関心な日本人;日本語は自然の一部 ほか)
著者等紹介
鈴木孝夫[スズキタカオ]
1926年、東京生まれ。47年、慶応義塾大学医学部予科修了後、同大文学部英文科卒業。専門は言語社会学、外国語教育。同大言語文化研究所でアラビア学の世界的権威の井筒俊彦門下となり、イスラーム圏の言語・文化も研究フィールドとなる。イリノイ大学、エール大学客員教授、マギル大学(カナダ)イスラム研究所員などを務める。国際文化フォーラム理事、日本野鳥の会顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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