あらためて学問のすすめ―知るを学ぶ

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784309245706
  • NDC分類 002
  • Cコード C0010

内容説明

あらゆる日本人に深い衝撃を与えた東日本大震災。3.11以来、誰もがみずからの生き方を問い直している。かつて、福沢諭吉が著し、人々に生きるヒントを与えた「学問のすすめ」の精神をふまえて、現代を代表する知性が、同時代の人々へ送るメッセージ。

目次

第1章 知ること
第2章 知識人とは
第3章 理科と文科
第4章 環境問題の難しさ
第5章 脳と心
第6章 デモクラシー
第7章 文芸を巡って
第8章 音楽の喜び
第9章 メメント・モリ

著者等紹介

村上陽一郎[ムラカミヨウイチロウ]
昭和11(1936)年東京生まれ。東京大学教養学部、同大学院で科学史・科学哲学を学ぶ。上智大学理工学部、東京大学教養学部、同先端科学技術研究センター、国際基督教大学教養学部、東京理科大学などを経て、平成21年から東洋英和女学院大学学長、東京大学・国際基督教大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Phai

2
学問から芸術など、広範な分野について洞察を述べている本でした。興味のアンテナに引っかかる部分を探そうとざっと読んだだけですが、面白そうな本を何冊か見つけられました。2016/08/11

フィ

0
用語の語源から丹念に検討を積み重ねて行くといった、基盤を築きつつ明らかにして行く姿勢に真摯さを感じた。広範な対象について、批判的な目を向け考察する際の参考となり、努力したいものだ。2014/11/30

おなかム

0
文庫版の学問のすすめを読んだ時程、胸を打たれる事はない。飛ばし飛ばし。2013/02/02

なかたにか

0
濃いめの雑学本と思えば十分過ぎるほど楽しめる。浅いと言えば浅いが、総括的な入門書と思えば収穫があると思う。手元に置いて、ときたま気になるところを読むなんて読み方があっている本かもしれない。 学問論ではなく学問のすすめで、軽い気分で村上氏からすすめられてる感じで読むと楽しいと思う。個人的には十二分に楽しかったです。 語源などの知識も思いがけなく手に入ったり、歴史的経緯など雑多な感じが逆にオススメです。2012/06/05

卓也∞@lo3b

0
原発事故後に書かれたということで、非常に楽しみにしていたが、最後の章でメメント・モリという終わり方をされて肩すかしをくらったような気持ち。まぁ、十分に面白かったけれども。2012/04/14

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