出版社内容情報
西尾 維新[ニシオ イシン]
著・文・その他
竹[タケ]
著・文・その他
内容説明
人類最強の請負人・哀川潤。再び忙しい日々を送る彼女のもとへ一人の青年が現れた。彼が発する圧倒的な敵意は、哀川潤をどこへ誘うのか!?『戯言』とは真逆に、『人間』離れし過ぎた、『最強』のアドベンチャー!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりも
52
人類最強の請負人・哀川潤が主人公の物語の2冊目。再び忙しい日々を送る人類最強の元に、一人の少年が喧嘩を吹っ掛けるところから始まる話。相変わらず癖が強い作品やなぁ。哀川潤が主人公なだけあって色々と自由なところも多いけど、時々深い部分もあったりといい意味で掴みどころが無い感じが良いですね。これでもう少し一つ一つのエピソードに厚みがあれば文句無しでした。語りの冗長さに関してはこんなもんだと割り切れるようになったし、慣れたら勝ちみたいなところがある。三冊目と戯言のアニメ化の両方とも楽しみに待ってます。2016/05/22
さばかん
51
ん~もう徹頭徹尾SF。 SFワールド哀川潤。 人類最強の相手は人外じゃないと務まらないからから仕方ないね。 2016/11/26
Yobata
43
「最強」シリーズ第2弾。喜連川博士研究のホムンクルスの「熱愛」,漂流先の過去,未来の哀川さんの「求愛」,深海のセイマーズの「純愛」。相も変わらず哀川さんの相手となるのは想像を超える相手であるけれど、哀川さん自身も規格外。自分語り形式なので淡々な雰囲気がするけど、実際の結果は物凄いよねw喜連川博士の研究所の示際くんの炎攻撃や漂流先での異世界移動など、今回の出だしはファンタジー色強めで、「戯言」の世界もファンタジーに行ってしまったのか…と少々残念に思ったら、示際くんはホムンクルスやガス生命体,漂流は→2016/05/06
眠る山猫屋
30
常識を引っくり返す哀川潤、常識を蔑ろにする様々な方々と今回もかかわり合っていきます。もはや、人間では相手にならないから、人外の方々ばかりですが。後半の哀川潤の失敗シリーズも興味深いです。人類最強と呼ばれる彼女が、意外と失敗していると認識している辺り、新鮮。絵描きさんの話と、幽世の海岸の話が好み。2016/09/26
ソラ
30
独白部分が長いのが少し冗長に感じられてそこはあんまりなのだけれど、戯言シリーズで最も好きなキャラなのでこうしてメインで活躍してくれる作品があるのは嬉しい。2016/05/22