内容説明
廃部寸前の弱小吹奏楽部を立て直し、普門館を目指す高校2年生の穂村チカと上条ハルタ。吹奏楽経験者たちに起きた謎を解決し入部させることに成功していた2人だったが、音楽エリートの芹澤直子には断られ続けていた。ある時、芹澤の伯母が高校にやって来た。「初恋研究会」なる部に招待されたのだという。やがて伯母の初恋に秘められた、40年前のある事件が浮かび上がり…(表題作より)。『退出ゲーム』に続く“ハルチカ”シリーズ第2弾。
著者等紹介
初野晴[ハツノセイ]
1973年静岡県出身。法政大学工学部卒。2002年、『水の時計』で第22回横溝正史ミステリ大賞を受賞し、デビュー。ファンタジーとミステリを融合した独特の世界観で注目を浴びる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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