内容説明
情報化社会に生きるわれわれ現代人にとって、コンピュータを中心とした情報処理と無関係であり続けることは不可能に近い。社会は多数の優秀な情報処理技術者を必要としており、そのような技術者の基礎教育の一助という目的で「情報処理入門シリーズ」が企画されたが、本書はこのシリーズの第１巻として編集委員によって執筆されたものである。これから情報処理について学ぼうとしている人にとって、コンピュータに関する知識をもつことは必須の条件である。したがって、まず最初に本書によってコンピュータ全般についての基本的な事項を学習していただきたい。その後で、他の巻により、さらに深い知識を得るとともに、より広く学習して情報処理技術者としての実力を身につけていただきたい。
目次
１部 コンピュータの基礎（コンピュータの歴史；コンピュータの構成；コンピュータと情報表現；コンピュータの基本回路）
２部 ハードウェア（中央処理装置；主記憶装置；データ・チャネル；補助記憶装置；入出力装置；通信処理装置；ワークステーション；高速化技法）
３部 ソフトウェア（コンピュータとソフトウェア；問題処理手順；データ処理とファイル；フローチャート；プログラミング技法；プログラム言語；サービス・プログラム；オペレーティング・システム）
