新潮選書<br> 暦と占いの科学

新潮選書
暦と占いの科学

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  • サイズ B6判/ページ数 260p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784106002281
  • NDC分類 449
  • Cコード C0311

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

俊介

13
1982年刊。古い本だが、タイトルに惹かれて。面白かった。面白かったのだが…、文章がちょっと読みにくいかな。あと、数字のトリビアや語源などの話をダラダラ続けたり、脱線が多かったりで、ちょっとやきもき。こっちは「暦と占い」のことが知りたいのに(泣)。まぁその辺は読み流せば楽しめるかも。メインテーマの暦の話は良い。西洋では早くに太陽暦に移行する中、東洋では太陰暦に拘った。それも二十四節気という太陽暦と折衷してまで太陰暦を使うことに拘ったのは不思議。。占いは、主に陰陽五行説の話し。これも本当に不思議な世界観。2021/09/28

たお

3
何度も再読してる本。著者は数学者。やや昔の本なので、宇宙に関するデータは古いが、論旨に影響はない。地球での暦の概念を数学的・歴史的に解説している。洋の東西に渡る民俗学的な考察も含まれており、天体の運行を時計として、神話や宗教的な解釈から暦が作られ、暦をもとに自然現象の推移を予測する占いへと発展したあたりを丹念に追いかけている。蘊蓄の宝庫(笑)2012/03/07

わ!

2
タイトルに「~科学」とあるが、内容としては数式がたくさんでてくるだけの事だ。暦は読み様によっては科学にもなるが、占いはどう読んでも科学にはならないのである。占いは、どちらかというと、心理学的というか、精神科医的な側面が高いのだと思う。そんなことより、グレゴリオ暦の歴史に関し、ネット上では調べてわかっていたが、文献で書いてくれている本は読んだことがなかった。それをこの本は、朗々と!詳しくグレゴリオ暦の歴史を記してくれていて、大助かりの一冊だったのである。2017/02/19

いきもの

2
暦が現在の形になった理由あれこれ。2017/08/02

霹靂火 雷公

1
占術は科学が基礎に無いと妄想に終わる。本書ではそういった方面ではなく、カレンダー蘊蓄に終止し、科学にも(筆者が占術家ではないので)術理にもなりきれていないのが残念。各言語による月名・曜日名の追跡は、凄い。2017/06/25

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