完訳日本の古典 〈第56巻〉 近松門左衛門集

完訳日本の古典 〈第56巻〉 近松門左衛門集

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  • サイズ B6判/ページ数 389p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784095560564
  • NDC分類 912.4

出版社内容情報

(森 修・鳥越文蔵)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

元気伊勢子

5
分からないから発見があって面白いのかなと思った。恋とお金は、切っても切れない関係というのはいつの時代も変わらない様で。実際に起きた事件を元にたったの2週間でお話を作る近松門左衛門って凄いな。2022/02/25

元気伊勢子

5
原文の雰囲気を味わうことを意識して読んでみた。良い悪いではなく、今の時代は、日本語が折り畳み傘のように軽量化している様に感じられた。古典は、一度読んでおしまいではなく、何度も繰り返して読もう。2022/02/20

ブラックジャケット

5
10月に4Kデジタルリマスターされた溝口健二の「近松物語」を観た。邦画黄金期、撮影所の最盛期の傑作だ。原作は近松門左衛門の「大経師昔暦」である。おさん茂兵衛の姦通事件を題材に取っている。二人は磔、二人をかばったお玉は獄門、市中を引き回され京都粟田口で処刑された。デビューしたての近松も注目したのだろう。篠田正浩監督、富岡多恵子、武満徹が組んだ「心中天の網島」も思い出した。奇抜に感じた映像化だったが、原作を読むと妙に納得する。曾根崎心中、冥途の飛脚、女殺油地獄と実話を題材にした強い物語が凄い。 2018/12/31

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