ブルーバックス<br> タンパク質の反乱―病気の陰にタンパク質の異常あり

ブルーバックス
タンパク質の反乱―病気の陰にタンパク質の異常あり

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 196,/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062572255
  • NDC分類 491.42
  • Cコード C0240

内容説明

病気の謎、新しい治療法へのヒントは、タンパク質が握っていた!私たちのからだを構成するタンパク質は、次々に作られると同時に分解されていく。なぜ分解されるのか?どのように分解されるのか?アルツハイマー病や筋ジストロフィーなど、数々の病気に、タンパク質の分解システムと、その乱れが関わっていった。からだの中で巻き起こる、タンパク質のこの「反乱」にどう立ち向えばいいだろう。

目次

第1章 タンパク質と生命(タンパク質を知らなければ生命を語ることはできない;タンパク質の分解とアポトーシス)
第2章 タンパク質分解の謎(鍵はタンパク質の形;タンパク質の組成が遺伝的に変化する!;タンパク質の形が少しずつ変化する)
第3章 タンパク質の寿命はどう決まるか(寿命がないものはない;タンパク質の寿命がこんなもので決まっていた!)
第4章 タンパク分解の命令はどう伝わるか(タンパク質のシステム的分解;カルシウムがタンパク分解の引き金になる)
第5章 タンパク質の反乱(狂牛病とプリオン―解けない生物学の謎;アルツハイマー病―人類すべてのリスクの原因がわかってきた)
第6章 タンパク質の寿命を変える(タンパク質工学全盛時代の到来;寿命の改変を医学に応用する)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

レコバ

1
英文を読んでいて1センテンスに知らない単語が3つ以上出てくると意味をとるのを諦めるが、この本は日本語で書かれているのにも関わらず、まさにそれ。意味のとれる部分についても、科学的な厳密さの欲求にまかせて断定的な言及が出来ない点が辛い。最後の同姓愛の遺伝についてはの話は、突如歯切れ良く語り始めて面食らった。2014/04/06

naoto

0
生物の肉体はタンパク質でできていると考えると、生物学はタンパク質学とも言えるのかな。単に20種類のアミノ酸を繋げただけ(でもないのか?)多様なタンパク質ができることが、そもそも不思議。分子生物学とか有機化学をやるとわかるようになるのかな?2015/05/15

phmchb

0
『超ひも理論とはなにか』の次に読み終わりました。

ノメ

0
総花的過ぎて困った。2013/09/25

tk

0
うーん……2011/06/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/237530
  • ご注意事項