出版社内容情報
第二次大戦中,戦争画を描いた多くの有名画家たちがいた.また時局にささやかな抵抗を試み,描くことを拒否した画家たちもいた.彼らの根底に潜む人間の弱さを凝視しつつ,自らが画家であることを踏まえ,当時の画家の戦争責任を考える.藤田嗣治と松本竣介の二人の画家を焦点にしつつ,時代と向き合う芸術家の生き方を問う.
内容説明
第二次大戦中、戦争画を描いた多くの有名画家たちがいた。また時局にささやかな抵抗を試み、描くことを拒否した画家たちもいた。著者は、彼らの根底に潜む人間の弱さを凝視しつつ、自らが画家であることを深く意識しながら、当時の画家の戦争責任を考える。藤田嗣治と松本竣介の2人を焦点にすえ、時代と向き合う芸術家の生き方を鋭く問う。
目次
無辜の罪
表現と苦悩
芸術の罠
僕にとっての戦争画とは
生きている画家
芸術の魔力
美化された死
新人画会
画家の良心
抵抗の画家批判
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- 和書
- 小説の読み書き 岩波新書
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- 和書
- 有限要素法のノウハウ