以仁王の平氏追討の挙兵に加わり、内乱の端緒を開いた摂津源氏の源頼政。以仁王の遺児を奉じて、平氏を西へ追い落とし、入京に成功した木曽義仲。悲劇的な最期を遂げる二人 ...

歴史の節目を創った武将! 歴史と文学の世界における頼政を焦点に、歴史の中で物語を考え、物語を通して歴史を考える新たな試み。

... 源頼政に射殺されたの亡心だと名乗り、討たれたときの有様を語って聞かせ、回向を願って波間に姿を消します。僧がの供養をしていると、頭は猿、尾は蛇、足手は虎という恐ろしい姿の鶴が現れて回向を喜び、自分を退治した頼政が御剣を賜った一方、自分は ...

... 源頼政の通告を得急に女装して園城寺に行啓す平家一空園城寺に行啓ありし時、長谷部信連獨り留して高倉宮を留守す平家一突園城寺に入御す平家 10 園城寺、延暦寺に牌し、以仁王の旨を奉じて平清盛を討たむ園城寺、興ことを議す延暦寺之を拒む平家 1 福寺 ...

... 源頼政 Minamoto no Yorima sa 77 歳にして「以仁王」挙兵を演出し、平家打倒をもくろんだ源氏の老将じゅさん TEL み源頼政は、保元・平治の乱でも平清盛と結び、源氏として最高位の「従三位」まで昇進した。このとき 74 歳。源氏の長老として清盛の信頼 ...

... 源頼政の霊ワキ=旅の僧アイ=里の男宇治に来た僧に名所を教えた老人は平等院に案内し、源頼政が自害した扇の芝について語り、頼政の霊だと言って消える。夜半、法師の姿に甲冑を帯びた頼政の霊が現れ、平等院に布陣して橋板をはずしておいたが、平家方は ...