日本人の心の奥底、固有の土着的世界観とはどのようなものか、それは、外部の思想的挑戦に対していかに反応し、そして変質していったのか。従来の狭い文学概念を離れ、小説 ...

... 文化のもっていたヒトが人間になるための諸機能を無目的的に破壊していくことに力を貸すことにも連なっていったことも確かである、恐しい迷路への第一歩でもあった。( 1 )石川謙『日本庶民教育史』(刀江書院、一九二九年初版、一九七二年、玉川大学出版部 ...

... 文化と呼ぶことには問題を提起している(一八二二ページ)。加藤周一も「日本文化史序説』(下、筑摩書房、一九八〇年)で「『元禄文化』は、決して、「町人文化』ではなかった。しかし、その重要な一面が「町人文化』と深く係っていたのである」(四九ページ) ...

... 日本開化小史(明治十年)をとり、最近に西田直二郎博士の日本文化史序説(昭和七年)をとり......最近の名著西田直二郎博士の日本文化史序説を見るに、博士が研究の初めに強く心をひかれたものは、フランス革命時代の歴史家コンドルセーの精神発展史の綱領で ...

... 史と思想史の区別は意味がない、ということにほかならない。たとえば「間」をキーワードとする文化史・思想史研究があるが、自覚的に「間」の思想を展開した思想家がかつてあったわけではない。それは、研究者 ... 日本思想史」と「日本文化史」との境界が曖昧.

... (史学科)卒。元京大教授,文学博士。日本の文化史学確立の功労者。『日本文化史序説』を主著に,「日本文化史論考」『京都史蹟の研究』などの著作が知られる。日本文化史序説(三)西田直二郎講談社学術文庫昭和 53 年 4 月 10 日第 1 刷発行発行者野間省一 ...

天理図書館. 西田直二郎 792 Revon , Michel . 809 日本文化史序説 3 版東京改造社昭和 7 677P 図版 10 23cm 210. 01-16 日本文明史森順正訳東京同文館明治 35 266p 22.5cm 210. 01-13 西田直二郎 793 李沂東編 810 日本文化史序説 21 版東京改造社昭和 15 ...

... 序説─庶民階級の研究と文化史、氏族制度と職業階級民の発達、庶民の法制、富民の ... 史的歴史観」をするどく批判し、「従来等閑視せられた部分に対して其価値を認証し ... 日本文化史論考』収)などと密接に関連している。しかし、昭和に入ると研究の中心 ...

日本史研究会 (Japan) 井上清. ( 1 )西田直二郎「日本文化史序説」(第二編四) ( 2 )鈴木尚「日本の洪積世人類」(「骨」) ( 3 )石田英一郎「文化人類学序説」(第二章) ( 4 )藤森栄一「日本原始陸耕の問題」(歴史評論四の四) ( 5 )藤間生大「日本民族の形成 ...