内容説明
問いを解き、脳を磨け―。いざ、教養の力試し。ビジネスパーソン必須の「思考力」と「基礎教養」をこの一冊で鍛え直す!
著者等紹介
佐藤優[サトウマサル]
1960年東京都生まれ。作家、元外務省主任分析官。1985年、同志社大学大学院神学研究科修了後、外務省入省。在ロシア日本国大使館勤務などを経て、本省国際情報局分析第一課に配属。主任分析官として対ロシア外交の分野で活躍した。2005年に著した『国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて』で鮮烈なデビューを飾り、翌2006年の『自壊する帝国』(いずれも新潮社)で大宅壮一ノンフィクション賞、新潮ドキュメント賞を受賞。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
106
佐藤さんの本ですが実際には公務員上級試験の5択の問題集です。その中から大学生向けの問題を60題選んでおられます。多胡さんの「頭の体操」を若干難しくしたような感じです。数学や歴史や哲学的なものもあり歯ごたえの有るのもありますが総じて高校生の学力で解けるような問題であると思いました。2019/12/04
佐島楓
66
地方公務員試験で出題された問題を抜粋したもの。文章理解は何も勉強していなくてもできたが、数的推理が難しい……! 頭の別の部分を使わないといけないみたい。ずっと数学的要素を苦手にしてきたのが露呈したので、ちょっとは補強したい。2019/08/22
コウメ
61
頭を鍛えるために地方公務員試験レベルの問題が60問。難しすぎて草。知識問題、数学的問題、判断問題すごく勉強になる。2020/03/27
獺祭魚の食客@鯨鯢
36
地方公務員試験の「良問」を60題セレクトし頭体操として新書にしたものです。 四十年近く前に採用試験に「合格した者」端くれとして、解けない問題は頭の老化現象であると言い訳しつつ、頭を錆び付かせないためには絶えず油をやり続けなければならないと思います。AIに駆逐されお払い箱とされないためにも…😅。2019/09/09
inami
33
◉読書 ★3.5 新聞はいつも書籍の広告欄を中心に読むが(笑)、そこに数学の問題が一問載っていた。どれどれと解こうとしたのだが、これが自分には難問(笑)、くやしい〜!ということで見事に釣られて本を購入することに・・佐藤氏が厳選(地方上級公務員試験問題)しただけあって、なかなか手ごわい問題ばかり、知識の棚卸しをするにはもってこいだ。物事(問題)には、どれだけ考えても分からないものと、自らの知識等を総動員してじっくり考えれば、何とか答えを導けるものがあると思うが、自分の頭でよ〜く考えることはとても重要ですね!2019/09/16