講談社現代新書<br> ゆかいな認知症―介護を「快護」に変える人

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講談社現代新書
ゆかいな認知症―介護を「快護」に変える人

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  • サイズ 新書判/ページ数 288p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065138182
  • NDC分類 369.26
  • Cコード C0236

出版社内容情報

僕らも「死ぬまで人間」です――実体験をきっかけに、当事者の話を聞きに全国を巡った「旅の物語」。認知症の人の思いや本音を聞いてみると、実は家族が持っている情報が間違っているために、自ら介護を大変なものにしているのではないかと思うことがよくありました。誤解の上に成り立った介護は、介護するほうにもされるほうにも、苦痛を与えるのは当然です。彼らの心の内側を知れば、認知症と診断された人だけでなく、介護に苦労している家族にとっても貴重な情報になるにちがいない、そう確信しました。――「はじめに」より

奥野 修司[オクノ シュウジ]
著・文・その他

内容説明

おしゃべりな当事者だけが語れる、本音の本音。病気になっても人生を楽しむ秘訣。介護者との上手な付き合い方。

目次

はじめに 介護を楽にしたければ認知症の人の声に耳を傾けよう
元気な当事者の「意見と生活」
症状をオープンにするまでの葛藤
着替えに五時間 三次元の世界と格闘
絶望の六年から自信を取り戻すまで
睡眠行動障害と幻視を乗り越えて
「元やんちゃ」を支える女房と携帯
家族のため消えゆく記憶を本に残す
病状告白後も「鋼の心臓」で堂々と生きる
当事者も働けるユニークな事業所の挑戦〔ほか〕

著者等紹介

奥野修司[オクノシュウジ]
1948年、大阪府生まれ。ノンフィクション作家。立命館大学卒業。1978年から南米で日系移民を調査する。帰国後、フリージャーナリストとして活躍。1998年、「28年前の『酒鬼薔薇』は今」で、「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」を受賞。『ナツコ 沖縄密貿易の女王』で、2005年に講談社ノンフィクション賞を、2006年に大宅壮一ノンフィクション賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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nyaoko

68
上司からの借り本。「心にナイフを〜」の奥野氏が、若年性アルツハイマーについて書かれている。14人の方の症状についてインタビューしているが、本当に14人14様でみんな違う。考えたらどんな病気だって、人によって様々だ。一生付き合って行くにはどうしたらいい?どうしたら安全に、楽しく、生き甲斐を失わずにいられるか、前向きに生きていて、そこに悲壮感は無かった。それに至るまではとてつもない苦労と涙があったのだけど、皆さん「認知症」の自分を受け入れている。BLGの様なスペースがもっと沢山地域にあればいいのになぁ。2020/07/26

瀧ながれ

22
認知症について考えたくて購入。いまわたしが接しているのは老人の認知症で、この本に登場するのは若年性の認知症、という違いがあって、そのまま参考になるものではなかったけど、登場する人たちの年齢がわたし自身に近くて、わたしの明日にも起こりうる可能性なのだといった方向に響いてしまった。認知症を自覚して、自らにできることを前向きに活動する人たちのことが紹介されているが、そんな前向きな人でなくては話をしてくれないということかもしれない。社会で働くって、なんだろうな…。2020/01/30

百太

20
非常に読みやすいルポです。「認知症」鳥越苦労かもしれないけど他人事じゃない。2019/07/12

西

18
良本。認知症というと暗いイメージを持ってしまっていたが、ある脳機能に障害が出ても、出来ることも多くあること、周りの正しい認識、支えがあれば悲観することではないことがわかった。ひとえに認知症といっても当事者によって抱える問題は様々。必要なのは正しい知識とほんの少しの支え。正義とか権利とかを振りかざしすぎない、地域社会での相互理解、助け合いが、これからの日本には必要だと思う2019/01/19

2
自分が当事者になった時、この本の当事者たちのように前を向いていられるだろうか…。自分や周囲の人が認知症になった時に、どうすべきか。また認知症を取り巻く状況など、大変勉強になりました。2021/03/07

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