講談社現代新書<br> はじめての森田療法

個数:
電子版価格
¥935
  • 電書あり

講談社現代新書
はじめての森田療法

  • ウェブストアに4冊在庫がございます。(2024年05月24日 04時17分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062883856
  • NDC分類 493.74
  • Cコード C0240

出版社内容情報

森田療法の成り立ちから実際の治療効果までを、現代の悩める人に分かりやすく紹介する。入門書として最適の一冊。考え方を変えれば心は楽になる。その極意は「あるがまま」である――
明治期に森田正馬によって誕生した森田療法は、現在、考え方の本質はそのままにしながらも、入院ではなく外来での治療が確立し、現代人の生活にも対応ができるようになってきました。
本書は、森田正馬が打ち立てたそのエッセンスを紹介しつつ、現代にはびこるうつ病や心身症などへどのように効果を発揮していくのか、実際の症例をもとに解説します。
生きづらさを抱えた人々に、悩みから抜け出るヒントを与える入門書です。

はじめに
第一章 森田療法とはどんなもの
第二章 キーワードで知る森田療法のエッセンス
第三章 治療はどのようにおこなわれるのか
おわりに


北西 憲二[キタニシ ケンジ]
著・文・その他

内容説明

悩むことは、自然なこと。「あるがまま」で生きていく。日本由来の心理療法を、名医が分かりやすく解説。誰でもできる最新の治療法で、心がすーっと楽になる。

目次

第1章 森田療法の確立と展開(森田正馬の人生と森田療法;戦後の危機とその転換)
第2章 キーワードで知る森田療法のエッセンス
第3章 治療はどのように行われるのか(治療のスタート;初回面接―話を聞き、そこから問題点と解決法を示す;治療前期―変化を引き起こすこと;治療中期から後期―行き詰まりとその乗り越え;治療の終了へ;治ることについて)

著者等紹介

北西憲二[キタニシケンジ]
1970年東京慈恵会医科大学卒業。1972年スイスバーゼル大学・うつ病研究部門に留学。1979年から1995年まで東京慈恵会医科大学附属第三病院で森田療法の実践と研究に従事。その後成増厚生病院、日本女子大学教授を経て、現在森田療法研究所所長・北西クリニック院長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 2件/全2件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

harass

84
この新書シリーズの岩井『森田療法』(1986)を以前読んだことがあったが、最近この療法の興味から、この本(2016)を手に取る。主に神経症の治療として森田正馬が生み出した療法の歴史や基本概念や治療の実際例などを紹介。時代に合わなくなった部分を改良した療法を指導しているという。「できないこと」「できること」を見極めるなどは、アドラー心理学などに通じる部分があるようだ。マインドフルネスにも触れている。古い療法では、入院必須だったが、今では外来が主で、患者とメールでのやりとりさえもするという。良書。2019/04/29

ハイポ

26
◎あきらめ、ひらきなおり、ただやる■理想の自己像を捨て、現実の自己をあきらめて受容する。理想の自己像とは、「かくあるべし」「かくあらねばならない」と思い込んだ自己像。理想の自己が肥大すると、現実の自己とのギャップに苦しむ。そうした人には理想の自己の縮小と現実の自己の拡大が必要。「できないこと」をあきらめて受け入れ、「できること」に取り組む。気分や欲望などは自分の意志でどうにかなるものではないため、感じるがままに受容し、それにとらわれず目の前のできること、やりたいと思うことをやる。2023/01/30

あかいろ

23
悩みや苦しみを、解決しようとするのではなく受け入れる。 それは諦めではなく、辛い、悲しいなど負の感情が起きてしまうことは仕方のないことであるとあるがままの自分を許すこと。 人生、思いがけないことが起きて行き詰まることもありますが、悩みの根本をどうにかしようと躍起になって余計に自分を苦しめてしまう前に、この本を思い出したい。2016/11/21

じーにあす

20
森田療法の12のキーワードは、とても分かりやすく、読み返したくなる。不安や恐怖、怒りなどの不快な感情は、抗えば大きくなるので、頭で考えずに過ぎ去るのを待つ。できる事とできない事を分けて考える。こうあるべき、という考え方を捨てて、外からの刺激を自然と捕らえ、受け入れる。理想の自己と現実の自己を協調させ、より良い方向に持っていく。苦楽共存、苦があるから楽がある。安定を捨て、無常を受け入れる。これが自分なんだと受け入れて、諦めて、それを踏まえつつ人生を歩む事が大事なのだと思った。経験は大切。悩む事も人生なのだ!2018/11/11

ゆとにー

16
恐怖は避け得ないもの、また欲望もなくせないものなのであるがままでいきましょう。人生悩みがあって当然だ、そういう生活があってもいいじゃないか。苦しみに対する分析的アプローチではなくて総合的なアプローチの方が動きやすくなるように思える。2018/12/19

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11110377
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。