ブルーバックス<br> 見えない巨大水脈 地下水の科学―使えばすぐには戻らない「意外な希少資源」

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ブルーバックス
見えない巨大水脈 地下水の科学―使えばすぐには戻らない「意外な希少資源」

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  • サイズ 新書判/ページ数 272p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062576390
  • NDC分類 452.95
  • Cコード C0244

出版社内容情報

人間が使える水のほとんどは地下水です
水質から由来まで「名水百選ガイド」付き

「0.66%」に世界中の人が依存している
地球上の水のほとんどは海水である。人類が使用可能な淡水は、大部分が私たちの足下を流れている地下水なのだ。その量は地球上の水の0.66%にすぎない。しかも一度使った地下水は、再び同じ量が涵養されるまでに、長い歳月を要する。この貴重な資源を科学的に見つめながら、水脈の探し方、井戸の掘り方、汚染対策など最新知識も満載の「水」の見方が変わる本。水質が一覧できる「名水百選ガイド」付き!

日本人も地下水なしでは生きられない!
日本の年間のバーチャルウォーター総輸入量=800億立方メートル
日本の年間の総水資源使用量=900億立方メートル

第1章 その価値は石油にも等しい
第2章 地下水を味わう
第3章 こんな場所にも地下水が
第4章 地下水、その多様な姿
第5章 地下水を掘る、探る
第6章 過剰なくみ上げ、沈む地盤
第7章 汚される地下水
第8章 地下水と人間の未来
<付録>名水百選ガイド


日本地下水学会[ニホンチカスイガッカイ]
著・文・その他

井田 徹治[イダ テツジ]
著・文・その他

内容説明

地球上の水のほとんどは海水である。人類が使用可能な淡水は、大部分が私たちの足下を流れている地下水なのだ。その量は地球上の水の0.66%にすぎない。しかも一度使った地下水は、再び同じ量が涵養されるまでに、長い歳月を要する。この貴重な資源を科学的に見つめながら、水脈の探し方、井戸の掘り方、汚染対策など最新知識も満載の「水」の見方が変わる本。水質が一覧できる「名水百選ガイド」付き。

目次

第1章 その価値は石油にも等しい
第2章 地下水を味わう
第3章 こんな場所にも地下水が
第4章 地下水、その多様な姿
第5章 地下水を掘る、探る
第6章 過剰なくみ上げ、沈む地盤
第7章 汚される地下水
第8章 地下水と人間の未来
付録 名水百選ガイド

著者等紹介

井田徹治[イダテツジ]
1959年、東京都生まれ。東京大学文学部卒業後、共同通信社入社。現在、科学部編集委員。環境問題を長く取材(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

calaf

12
地上の水のほとんどは海水。淡水は極一部。その中で大部分を占めるのが氷河。そしてその残りの大部分は地下水。河川や湖沼として直接目に入る事の多い淡水は、人間の使える淡水という中でも極々一部に過ぎないらしい...水道水の多くは地下水に頼っているとか、結構思い違いをしていた事に気付かせてくれた本でした。2013/01/29

あまなつ

4
バイオレメディエーションとは微生物を用いて土壌環境内の汚染物質を除去する手法。無農薬栽培の一つである有機栽培であるが、動物の堆肥を化学肥料の代わりに用いる場合は過量な硝酸性窒素が土壌から地下へ染み出し、地下水汚染を招いていることで知られる。地下水は目に見えない部分である。土壌を通して濾過された地下水を我々は自然の恵みとして享受しているが、過去の循環活動の一部かつ限りのある資産であることを念頭に置き、山林、森林、河川、土壌、海、と連続性を感じながら大切に使うべき。2022/03/25

takao

4
新・名水百選 青森県 十和田市沼袋の水、福浦町沸壺池の清水、中泊町湧つぼ 2020/03/01

rista99

2
形成・性質・存在量等の科学的視点と人間の歴史・産業・生活との関わりの視点から、地下水の意義と希少性について解説した本です。地球上の水の0.66%に過ぎない地下水が、農業用水、飲料水、工業用水等として膨大に消費され、枯渇と汚染の深刻な危機に晒されています。地下水の資源保全の重要性を、私たち一人ひとりがもっと自覚し、真剣に考えなければいけないと感じました。2020/08/01

bittersweet symphony

2
近年資源としてクローズアップされてきている水資源で、最も利用されているがゆえに枯渇を懸念されている地下水についての全体像を概説している本です。化学的地質学的知見から井戸掘削の歴史や汚染浄化のエンジニアリング、政治文化的な話題(京都盆地の地下の帯水層の話や硬軟度による食料・飲料文化への影響など)までフォローされています。そういう意味では環境に留意する意識がある人にとって押さえておくべき基本ラインの確認が出来る感じですね。2010/03/21

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