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内容説明
ロームフェラ財団の指導者となったリリーナは「共存」のため、命を賭して総会の演壇上へ向かう。同じ頃、WFのゼクスは地球排除を謳い、戦艦リーブラを進攻させつつあった。「俺達の敵は…宇宙にいる」遂に一つとなり、戦うヒイロ達。だがドロシーの0Sと因縁のトレーズがその前に立ちはだかる。はたしてGは最後の戦いを越え、新時代を創れるか。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐島楓
8
表紙イラストが格好いい。アニメ展開とは一部違うとのこと。ずいぶんキャラクターデザインに惑わされたガンダムだったのだなあ。小説版ではまたいずれきな臭くなるだろうなと容易に予想できるけれど、それが人間社会。完全平和を諦めないリリーナは美しい。2012/01/22
にぃと
7
最終巻だし5人全員の表紙なのは納得できる。ただ、これまでの巻の表紙がひとりずつだったので、五飛単独でもよかったんじゃないかと思う。仕方ないけど。 OZとホワイトファングの決戦の中、第三勢力として活動するガンダムパイロットたち。ようやく全員集合したのに微妙にまとまりがなさそうなのが実に彼ららしい。改めて読むとウイングとウイングゼロが別機体なのがいい感じに活用されてたのも意外。 本編としてはこれで完結。続編があるのも知っているが意外とここまでで読んでも綺麗な終わり方だった。2022/10/08
Humbaba
2
完全平和を実現するためには,そもそもそこに住む人間全員が生き方を変えなければいけない.そして,生き方を返させるためには戦争とはどのようなものであるのかを知る必要がある.戦争の悲惨さは,ただ話に聞くだけでは実感を持てない.実際に起こっていることをリアルタイムで見てこそ,初めて心に響くこともある.2011/05/01
小浦大作
1
テレビ版の最終回になかったゼクスのセリフに、印象があった。2013/12/19
森矢司
1
本編最終回は未見ですが、ラストが違うのはEWに繋がらないのでなんとなくわかりました。テレビだと絵や音声があるためキャラクターが濃く相対的に作品のテーマが薄れていた印象でしたが文で追うと、弱者による争いの無い世界を作るという壮大さでよかったです。2013/10/03