岩波ジュニア新書<br> “超・多国籍学校”は今日もにぎやか!―多文化共生って何だろう

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岩波ジュニア新書
“超・多国籍学校”は今日もにぎやか!―多文化共生って何だろう

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  • サイズ 新書判/ページ数 208p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784005008865
  • NDC分類 K371
  • Cコード C0237

出版社内容情報

さまざまな国の言葉が貼られた校舎の入り口、多文化を意識した華やかな運動会、習熟度別の小人数クラス…。多様な文化的背景をもつ子どもが多く通う公立小学校で長く国際教室を担当してきた著者がこれからの多文化共生のあり方を語る。

内容説明

横浜市立飯田北いちょう小学校には、外国籍の児童や親が外国籍である児童など、外国に関係のある児童が多く学んでいる。昇降口に貼られた様々な国の挨拶の言葉、少人数学習、地域との連携…。国際教室担当として多様な文化を尊重する学校の環境づくりに長く携わってきた著者が、多文化共生教育の実践を語る。

目次

1 横浜市立飯田北いちょう小学校
2 何をどのように?
3 多文化共生の学校づくり
4 国際教室ってどんなところ?
5 新たな課題
6 ブラジルの教育に学ぶ
7 アメリカの教育から学ぶ
8 多文化共生を盛り込んだ学習づくり
9 めざせ!多文化教員
10 新しい社会は、目の前に

著者等紹介

菊池聡[キクチサトシ]
神奈川県横浜市立仏向小学校教諭。2001~2003年に香港日本人学校大埔校に勤務。帰国後、2004年より横浜市立いちょう小学校で国際教室を担当し、2014年、横浜市立飯田北いちょう小学校として統合後、国際教室担当として2018年3月まで勤務。学校という組織の枠を越え、幼稚園・保育園から中学・高等学校との連携、地域ボランティア団体などとの協働を進め、多文化共生と、日本語教育を含めた子どもたちの教育という視点から多文化共生の地域づくりに取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Hatann

8
少子高齢化を踏まえると積極的な移民政策を否定できないし、そもそも日本は在日朝鮮人を含めて既に十分に多くの外国人を受け入れている。円滑な国際協調のために多文化共生への理解を深め、日本に来てくれている外国人を国の資産として活用すべき。外国人子女が多様性の根拠である母語力を日本での学習に活かすためのイマージョン教育の導入は必須であるし、父兄への支援も必要だろう。多文化共生といっても市井の人たちには難しい話は必要なく、異文化の要素を単純に面白がって必要に応じて取り入れ、ご近所さんとして適宜にお世話を焼けば足りる。2019/03/23

三色かじ香

5
継承語、という言い方を覚えました。言語の問題で、親とコミュニケーションをとるのに支障がある、というのはたしかにストレスフルだろう。こういう教育環境が日本全国に点在して欲しいし、外国に関係の無い児童が望んで飛び入りしたらもっと面白そうだなと思いました。2020/09/17

リリパス

3
外国から、難民や出稼ぎ労働者として、日本へやって来ることになり、日本語がわからない親に育てられた、子どもたちに、どう対応していけばいいのか?どう対応すべきなのか?・・・といったことが書かれている本です。2022/12/11

みさと

3
舞台は横浜市立飯田北いちょう小学校。ここには、外国籍の児童や親が外国籍の児童など、外国に関係のある児童が約54%いる。その学校で「多文化共生」の取り組みの中心を担った国際教室の先生が、実践例とめざす世の中のあり方を語る。それは、日本社会への同化を目標としたものとは真逆の取り組みだった。一人一人が大切にされていると感じ、自信を持って生きていく社会を実現するために必要なことは、マジョリティーの側の変化であった。親から受け継いだ継承語教育の重要性も含めて、目が開かされる書である。 2018/12/21

高知

2
横浜にある小学校では外国籍の児童や親が外国籍である児童が、多い年には70%を占めたという。そのような児童に寄り添い、また児童どうしの関係をつくる環境を整え、学習を行い、多文化共生する学校をつくっていった。 このような子どもたちの問題の中に、日本で育ち日本語が普通になるにつれ、日本語が話せない、日本文化を知らない親との関係が問題になっていく、というのは気づかなかったことの一つであった。 外国籍の方が増えていくだろう日本の近い将来を考える上で、示唆に富む一冊でした。2018/11/27

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