岩波ジュニア新書
海はゴミ箱じゃない!

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  • サイズ B40判/ページ数 208p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784005006014
  • NDC分類 K519
  • Cコード C0236

出版社内容情報

 北海道から沖縄まで日本中の浜辺に大量のゴミが流れ着いている。いったいどんなゴミがどこから流れてくるのだろうか?海の生き物たちへの影響はないのか?増え続ける漂流ゴミ、漂着ゴミの実態を紹介する。

内容説明

北海道から沖縄まで、日本各地の海辺に大量のゴミが流れ着いています。いったいどこから、どんなゴミが流れてくるのでしょうか?生態系への影響はないのでしょうか?増え続ける漂流・漂着ゴミの実態をレポートし、それらをへらすための様々な取り組みも紹介します。深刻化する海のゴミ問題について一緒に考えてみましょう。

目次

第1章 沖縄・西表島の海岸にごみが流れ着く
第2章 ヒグマが漂着ごみの上を歩く 北海道・知床
第3章 特殊車両を使ってごみを回収する 神奈川・湘南海岸
第4章 漂流・漂着ごみってどんなもの
第5章 ごみの原因をさがして荒川をさかのぼる
第6章 海洋を漂うごみが生き物を傷つける
第7章 漂流ごみが瀬戸内海の海底にたまっていく
第8章 それじゃあ一体どうすればいいの―佐渡市立内海府中学校のみんなと考えた

著者等紹介

眞淳平[シンジュンペイ]
(有)エコ・パブリッシング代表。編集者・ライター。1962年東京生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。青山学院大学大学院国際政治経済学研究科、法政大学大学院社会科学研究科修了。国際政治学修士。経営学修士。集英社「SEVENTEEN」「LEE」などの編集部勤務を経て独立。環境問題、社会問題、国際関係等に関する書籍の企画、取材・執筆をおこなう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Nobuko Hashimoto

34
以前から持っていた本だが、長男が臨時休校の弟に「これ読み!」と勧めていたので、私もおさらい。2008年発行時点では今ほどの話題になっていなかった海ゴミ、河川ゴミについて、実態、発生源、取り組みの難しさをわかりやすくまとめている。残念ながら、その後、河川や海洋汚染はさらに悪化している。本年ようやくレジ袋配布が規制されようとしているが、「なぜレジ袋ばかり?」という声も。しかし、河川や海で回収されるゴミの半分はレジ袋や発泡トレイやペットボトルなど生活ごみ。これらの発生抑制と廃棄の根絶は当然のことである。2020/03/05

Hiroki Nishizumi

4
問題提起は優れているが、そこに終始している。しかしながら課題の過大さから考えてもやむを得ないかも知れない。2018/10/02

Koji

2
ジュニア新書。もう少し本格的なものも読みたい。2015/11/09

cooちゃん

1
いかに海が我々の日常生活からのゴミで溢れているのか、憤りも露わに読んだ。ゴミを拾う人の数より捨てる人の方がはるかに多い、この現実。しからば、ゴミをいかに少なくするか、分別をキチンとするか、個人一人一人の行動で変わってくるはず。2013/04/16

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