内容説明
自治体の財政赤字がふくらみ、国の借金も世界最高になっている。なぜ、赤字になったり、借金が増えるのだろう?国や自治体の予算はどのように決まるのだろう?税金の体系はどうなっているのだろう?それらの疑問に答えながら、財政のしくみと今かかえている問題を解説し、地域のニーズを実現する財政のあり方を考える。
目次
1 財政って何だろう
2 予算って何だろう
3 税はどんなしくみになっているのだろう
4 どんなところにお金を使っているのだろう
5 借金は財政にどんな意味をもつか
6 国と自治体の関係
7 いま財政がかかえる問題
8 財政の未来像をえがく
著者等紹介
神野直彦[ジンノナオヒコ]
1946年埼玉県生まれ。東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。大阪市立大学助教授、東京大学助教授などを経て、東京大学大学院経済学研究科・経済学部教授。専攻は財政学。人が平等に生きられる社会のための財政という立場に立ち、公共サービスを切り捨てようとする「財政改革」を批判する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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