内容説明
大学で学ぶ方程式の基礎から応用までを懇切丁寧に解説。理工系1~3年生に最適。
目次
第1章 方程式って何?(逆算問題;方程式の考え方 ほか)
第2章 3次以上の方程式(3次方程式をトライ・アンド・エラーで解く;3次方程式の解の個数 ほか)
第3章 微分方程式(微分の復習;微分方程式の例 ほか)
第4章 物理の方程式(量と数;次元解析 ほか)
第5章 ベクトル解析を使った方程式(ベクトル解析を少し;静電場の方程式と重力場の方程式 ほか)
著者等紹介
谷村省吾[タニムラショウゴ]
1967年、愛知県生まれ。1990年、名古屋大学工学部応用物理学科卒業。1995年、名古屋大学大学院理学研究科物理学専攻修了。博士(理学)。日本学術振興会特別研究員(東京大学)、京都大学助手、同講師を経て、大阪市立大学大学院工学研究科助教授。専門は素粒子論、数理物理
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感想・レビュー
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わだ
1
「数学とは、新たな概念をでっち上げる学問である」という視点が面白かった。しかし、5次以上の方程式における解の公式が存在しないことには疑問を感じた。近似解が出せるのであればそういう公式を作っても良さそうだが……。2018/08/19
葉
0
特製関数のところまではスラスラ読めたが、物理内容に入るにつれしんどくなってきた。基本的な方程式の解放や作り方が載っている。ベクトル解析の部分もあり、ゼロからはじめるシリーズで内容も頭部も?濃い西野先生の著書であるベクトル解析と被る部分もある。あとがきでも西野先生の話しが出てきた。自分もサインをもらいにいこうかと思っている。2014/05/28