出版社内容情報
今年,日本経団連による政治献金の斡旋が十年ぶりに再開された.その政治献金とは何なのか.企業献金と利権のかかわり,急増するパーティー券収入などにも光をあてつつ,財界への豊富な取材を生かして実態を報告する.
内容説明
「政治とカネ」をめぐる事件が止まぬ中、二〇〇四年からは日本経団連による政治献金への関与も再開された。“政治をカネで買う”との批判を浴びる企業献金はなぜ続き、政治家のパーティー券収入や政党機関紙の広告収入はどんな役割を果たしているのか。豊富な取材にもとづいて実態を報告し、先進諸国の実情を紹介しながら改革を提言する。
目次
第1章 いま、政治献金は
第2章 企業献金、半世紀の軌跡
第3章 企業献金の意味
第4章 献金の論理、拒否の論理
第5章 受け取る側の論理
第6章 姿を変えた献金
第7章 海外にみる政治献金
第8章 改革への道
著者等紹介
古賀純一郎[コガジュンイチロウ]
1953年生まれ。1977年東京大学経済学部卒、共同通信社入社、宇都宮支局、大阪社会部、経済部、外信部、ロンドン支局などを経て現在、共同通信社メディア局編集部デスク
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