出版社内容情報
連邦解体から三年,歴史上はじめて資本主義国家への道を歩み始めたロシア.しかし,かつて敵の体制の象徴としてのみ理解されていた資本主義は,いま大多数の国民にとって無制限の自由を意味するにすぎない.この混乱と無秩序のなかで自らの道を模索するロシアの最新の状況を,経済,政治,社会,軍事,外交のさまざまな局面から検証する.
連邦解体から三年,歴史上はじめて資本主義国家への道を歩み始めたロシア.しかし,かつて敵の体制の象徴としてのみ理解されていた資本主義は,いま大多数の国民にとって無制限の自由を意味するにすぎない.この混乱と無秩序のなかで自らの道を模索するロシアの最新の状況を,経済,政治,社会,軍事,外交のさまざまな局面から検証する.