目次
地域空間と文学の古今変遷
漢大賦に見える漢代長安の社会風俗と都市精神
唐代詩人の寺院への遊覧と詩歌創作
恵能とその碑銘の作者王維、柳宗元、劉禹錫
長安道教の内道場について
空海・橘逸勢の長安留学
蘇軾と関中の名勝
朝鮮本『薛仁貴伝』の形成様相
日本古代の「郊祀之礼」と「大刀契」
唐三彩陶からみた日唐交流史の研究
鸚鵡の贈答―日本古代対外関係史研究の一齣
『源氏物語』初音巻における明石の御方の手習歌―唐代における『毛詩』小雅・伐木篇解釈と日本でのその受容に基づいて
日本書道と唐代書法の継承関係―源泉と支流と新潮流
文学研究資料としての「古筆切」―日中両文学の交流を踏まえて
九〇年代中国大陸の唐代文学研究
韓国における東アジア史研究―唐と朝鮮半島との関係を中心として
『隋唐文化研究基礎資料庫』の学術的価値
著者等紹介
矢野建一[ヤノケンイチ]
1949年生。立教大学大学院。専修大学文学部教授
李浩[リコウ]
1960年生。上海復旦大学博士課程、陝西師範大学文学博士。西北大学文学院院長・教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。