日本人にリベラリズムは必要ない。―「リベラル」という破壊思想

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日本人にリベラリズムは必要ない。―「リベラル」という破壊思想

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  • サイズ B6判/ページ数 229p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784584137963
  • NDC分類 309.1
  • Cコード C0030

内容説明

「マルクス経済学」(社会主義)から、フランクフルト学派「批判理論」、フロイト「エディプスコンプレックス」、丸山眞男の日本論「古層」まで、リベラルの欺瞞と危険性を暴く!「知の巨人」による思想論。

目次

序章 「アンチ・リベラル」に舵を切った国際社会(「リベラル」―、まず用語を整理する;リベラルは「隠れマルクス主義」だ ほか)
第1章 「リベラリズム」は駄目な思想である(フランクフルト学派の「批判理論」;「リベラル」「リベラリズム」とは何か ほか)
第2章 それでも日本に「リベラル」が生き残る理由(「日本国憲法」とOSS「日本計画」;レーニンの革命理論「二段階革命」)
第3章 美術、小説、映画、音楽…なぜ今の芸術は「反体制」「反権力」をありがたがるのか(衰退し続ける芸術;リベラリスト・丸山眞男の限界 ほか)
第4章 「リベラリズム」の呪縛から解かれるために(「自由」について;世界が注目する、日本の思想)

著者等紹介

田中英道[タナカヒデミチ]
昭和17年(1942)東京生まれ。文学博士。東北大学名誉教授。東京大学文学部仏文科、美術史学科卒。ストラスブール大学に留学しドクトラ(博士号)取得。フランス、イタリア美術史研究の第一人者として活躍する一方、日本美術の世界的価値に着目し、精力的な研究を展開している。また日本独自の文化・歴史の重要性を提唱し、日本国史学会の代表を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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T坊主

18
1)これですごく納得しました。2)最近なんにでもすぐ個人情報だとか持ち出す人がいます。完全にリベラルに洗脳されていますね。3)やたらとカタカナ語を使うマスコミ,出版界これもリベラル浸透の一手法?4)ユダヤの人達が国を持てず追い詰められた挙句が、金融や自由を世界に広げていったという事。その行き過ぎた自由が人々を、日本を苦しめて格差の拡大をしているという事。5)テロ防止法と関連する憲法9条、だから左翼は自分たちの危機を感じて動員までしてデモを行ったのかな?6)社会主義運動を民主主義と誤解した日本人。目覚めよう2017/07/09

軍縮地球市民shinshin

18
リベラルとは隠れマルクス主義者であるというのは納得。労働者革命が不可能になったから文化革命を起こそうとしているとか、対案を出さないでひたすら批判ばかりしているのは、彼らに「批判理論」というものがあるからだというのは初耳だった。しかしリベラルというか左翼は既存のものを徹底的に破壊して、無味乾燥なわけのわからないシステムを構築する。それがその国の気候風土・文化を無視しているから摩擦を起こし、「反革命」と称して大量虐殺を実行する。左派が政権を取ったら大体こんなことを一度は行っているような気がする。2017/06/05

roatsu

14
安直だが必読という感想しか浮かばない。リベラル=隠れマルクス主義を発生からフランクフルト学派らによる蔓延と撒き散らされる害悪の実態を紐解きつつ、その根本から誤った思想を理路整然とかつ毅然と粉砕している優れた評論。豊富な具体例への言及が読者の理解を助けるだろう。本書を弁えて国内外を問わず社会を見つめ直せば現実や伝統を無視した現代流の甘っちょろい種々の価値観、法律、製品やサービスなどいかにこの害毒思想が通底するものが蔓延っているかに思いが至るのでは。第2章と第4章は明治と敗戦以降いかに日本人がリベラルに呪縛さ2017/05/17

山嵐電撃吹雪拳

8
「リベラル」「リベラリズム」は本来「束縛されない」という意味なのに、その対極にある社会主義や共産主義の匂いがするのはなぜか。その疑問に答えてくれた本であった。リベラル気取りの自称文化人たちの胡散臭さも、「権力(政府)に楯突く俺たちカッケー」と勝手に酔ってるだけの薄っぺらい連中だと思っていたけど、危険な奴らだったんだな。2018/01/10

メイアー

6
 リベラリズムの成り立ちから説明されているので、私にとっては分かりやすい構成だった。要点をまとめると、「リベラリズムは社会主義である」「リベラリストは文化や民族による差異や区別も差別とし、結果として不自由を強いている」「批判ばかりするのは、リベラリストの戦術である」「日本は西洋的な自由を捨て去って、復古すべき」といったところかな。一神教に縛られていた西欧よりも、日本の方が自由だったという指摘には納得。一神教全盛の西欧の中世はひどいからね。歴史が違えば前提も違う。これを忘れないようにしよう。

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