出版社内容情報
97年度朝日賞受賞の白川静による漢和辞典の最高峰。漢字の成り立ち・意味・用例を精確丁寧に追究。漢字の魅力を徹底的に味わえる。
収録数 見出し語1万字 熟語約2万1千
字を書く人、字を読む人なら、白川静の三部作、『字統』『字訓』『字通』のうち、少くも『字統』の一冊くらいは座右に置いてほしいと思う。漢字の学は、久しく『説文解字』を最大の典拠とし、二千年近くにわたって、ほとんど進歩らしい進歩がなかったが、二十世紀に入って、大量の古代甲骨文、金文の資料が出て、それをもとに漢字の歴史が書きかわりつつある。それを最も包括的にやりとげ、中国の学者も驚倒させたのが『字統』である.....。(立花隆『ぼくが読んだ面白い本・ダメな本 そしてぼくの大量読書術・驚異の速読術』 304頁、より
内容説明
親字の字数9500、熟語220000語、五十音配列。漢字の成り立ち、意味の展開、造語力を体系的に知ることのできる漢和辞典。