文春文庫<br> 歴史を紀行する (新装版)

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文春文庫
歴史を紀行する (新装版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 304p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784167663353
  • NDC分類 915.6
  • Cコード C0121

出版社内容情報

高知・会津若松・鹿児島・大阪・佐賀など12の土地を歴訪し、その風土と人物との関わり合い、歴史との交差部分をつぶさに見なおす。

内容説明

幕末―松陰を筆頭に過激に突っ走った長州。西郷、大久保と大人の智恵を発揮した薩摩。容保を頂点とした会津の滅びの美学。危機の時ほど、その人間の特質が明瞭に現れる時はない。風土と人物との関りあい、その秘密、ひいては日本人の原形質を探るため、日本史上に名を留める各地を歴訪し、司馬史観を駆使して語る歴史紀行。

目次

竜馬と酒と黒潮と―高知
会津人の維新の傷あと―会津若松
近江商人を創った血の秘密―滋賀
体制の中の反骨精神―佐賀
加賀百万石の長いねむり―金沢
“好いても惚れぬ”権力の貸座敷―京都
独立王国薩摩の外交感覚―鹿児島
桃太郎の末裔たちの国―岡山
郷土閥を作らぬ南部気質―盛岡
忘れられた徳川家のふるさと―三河
維新の起爆力・長州の遺恨―萩
政権を亡ぼす宿命の都―大阪

著者等紹介

司馬遼太郎[シバリョウタロウ]
大正12(1923)年、大阪市に生れる。大阪外国語学校蒙古語科卒業。昭和35年、「梟の城」で第42回直木賞受賞。41年、「竜馬がゆく」「国盗り物語」で菊池寛賞受賞。47年、「世に棲む日日」を中心にした作家活動で吉川英治文学賞受賞。51年、日本芸術院恩賜賞受賞。56年、日本芸術院会員。57年、「ひとびとの跫音」で読売文学賞受賞。58年、「歴史小説の革新」についての功績で朝日賞受賞。59年、「街道をゆく“南蛮のみち1”」で日本文学大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ゲンキ

103
司馬遼太郎さんの歴史紀行本です。司馬遼太郎さんが歴史小説を書くために何度か足を運んでおられたから、こういった本も書けるんだなぁ~と思いました。本書を読んでいると、自分も司馬遼太郎さんと現地を紀行しているみたいに、その土地ごとの、地形や城郭や町並み、そこに住む人々の雰囲気等が味わえて、大変良かったです😊2022/04/24

44
あとがきは昭和44年1月(1969年)。電子書籍(2016年)の冒頭に「今日からすると差別的表現ととられかねない箇所」云々とあるが「風土的気質、性格、思考法」から歴史や現在を理解しようとすれば自ずと差異をみることになろう■タイトルがまた絶妙である。『歴史と人間と風土』と改めず「文藝春秋」連載時の原題のままとしたそうだが原題の方が味がある■それにしても最初の土佐から飛ばしているので(差別的表現が)、いま読んで大丈夫なのか(言葉狩りに五月蝿い人々が批判しないか)心配になる。個別の話はコメントへ2022/11/23

さつき

33
いろいろな地域を旅しつつ、その土地の歴史が様々な角度から語られています。そこに暮らす人々の気質をうかがうことができるようで、面白いです。司馬遼太郎コミュニティ司馬塾でご紹介いただき読みました。司馬作品は小説も面白いのですが、紀行ものに最近はハマっています。我が県神奈川は未掲載なのが残念です。あまり特徴がないからかなぁ…2016/04/18

aponchan

31
司馬遼太郎氏の作品乱読中のうちの一冊として読了。様々な作品で描かれている場所を氏が訪れて土地柄や人柄を表現した、総集編的というか復習編という感じで楽しく読めた。三河、薩摩、長州といった歴史上、多く描かれている場所に加え岡山は個人的に最近訪れたこともあり、先に読んでいればなあと感じた。これからも氏の作品を継続して読んでいきたいと思う。2020/04/19

り こ む ん

25
歴史を愛する司馬遼太郎さんならでわの人間風土紀行。名物を食べる訳でもなく、ひたすら、歴史のトゲ(要)になった土地を訪れて、その時代に思いを馳せる。そんな旅もいーなと思う。個人的には、会津、長州の旅が興味深かった。あと、忘れられた徳川のふるさと三河も面白かった。旅したいなぁ…2014/09/15

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