生活人新書
語源で楽しむ英単語―その意外な関係を探る

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  • サイズ 新書判/ページ数 203p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784140882153
  • NDC分類 832
  • Cコード C0282

内容説明

今や世界語になっている英語。その長い歴史の中、数奇な運命をたどって生き残ってきた英単語は数多くある。このような語は、実は同じ起源を持ちながら、今では似ても似つかない姿かたちに分かれてしまったものが多い。本書では、「手」「輝く」「上に」などの根源的な意味から生まれた英単語を紹介し、その驚きの結びつきと背景を俯瞰する。

目次

序章 英語の歴史
第1章 動詞から派生した語
第2章 数から派生した語
第3章 形容詞などから派生した語
第4章 名詞から派生した語
第5章 人間の行為から派生した語

著者等紹介

遠藤幸子[エンドウサチコ]
東横学園女子短期大学助教授。日本大学文理学部講師。日本大学大学院博士後期課程単位取得退学。ロンドン大学ユニバーシティカレッジ大学院留学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

神太郎

6
英語ってどこから来たのか?という前書きから英単語のそれぞれの成り立ちを論じていく。ぱらぱらと言う流し読みでも良いし、じっくり腰を据えて読んでも良いそういう気楽に読める本だと思います。「え、この語とこの語ッて最初は同じ意味の所から来てたんだ~」と読める所も多々あるので、もし自分が気になる英単語が載っていたなら読んでみても良いかもしれない。2013/12/25

てながあしなが

3
よくある語源本と一線を画す点が数点。まず、グリムの法則(音韻交替の規則)の基本を紹介したりと、語源学習の土台確認に余念がない。さらに、メジャーな語源から紹介していこう、という気がこの本にはないという点。これは、類書を一通り読んだ自分にとっては新鮮だった。しかし、語源学習をしようと思っている初学者にとっては不適かも。初めての一冊ではない。やっぱでも音韻交替後の語源も同根として扱うと、取り扱う範囲がものすごく広くなっちゃったり、単語同士の関連があまり見いだせなくなるから、一長一短だなって思った。2017/08/07

ごっすん

1
楽しく読んだ。英語の歴史から始まって興味深く読んだ。さらーっと読んだけど突っ込んで行くのもいいかもしれない2023/05/18

mit'ka fuji

0
印欧祖語の語幹に返り、そこからの派生語を探る内容。基本的に英語を例に出しているので、予備知識が無くても読みやすい。しかしながらギリシャやラテンなど他語派由来の語にも言及され、印欧比較言語学の面白さを垣間見ることもできる。2013/01/26

noritsugu

0
単調で読むのが辛いものになってるかもと予想していたが、予想に反し、かなり面白かった。「輝く」から派生といった感じで構成されている。単純な語の構成要素から攻めすぎなかったのが勝因なのかも。2007/05/06

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