日露戦争の世界史

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  • サイズ B6判/ページ数 437p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784894343917
  • NDC分類 210.67
  • Cコード C0022

内容説明

「日露戦争は世界戦争だった」語られてこなかった欧米列強の東アジア政策。韓国歴史学界の第一人者が、100年前の国際関係から、西欧列強による地球規模の“東アジア利権争奪”の経緯を鮮やかに活写し、アメリカ世界戦略の出発点を明らかにした野心作。

目次

第1章 列強の東アジア分割競争(列強の中国大陸分割競争;アメリカのマニラ湾侵攻と列強の反応 ほか)
第2章 ロシアの満州占領と列強の対応(“露清単独秘密協定”と日本の対応;ロシアの満州支配に対する列強の反応 ほか)
第3章 アメリカ・イギリスの対日支援と日露開戦への道(ロシアの撤兵条約不履行と“ニューコース”の確立;列強の対ロシア抗議とイギリス・アメリカの対日支援の限界 ほか)
第4章 日露戦争と国際関係(日露開戦とアメリカの対日政策;日露戦争の戦況変化とバルチック艦隊 ほか)
第5章 戦後の状況と日本の“韓国併合”(満州門戸閉鎖に対するアメリカ・イギリスの抗議と日本の対応;“第一次日露協約”と日本の“韓国併合”の企て ほか)

著者等紹介

崔文衡[チェムンヒョン]
1935年ソウル生まれ。ソウル大学校文理科大学史学科卒業後、西洋史専攻。ソウル大学大学院を修了(文学碩士)、西江大学校で文学博士学位取得。シカゴ大学東アジア研究所で修学。1964~2001年、漢陽大学人文大教授・学長歴任。現在、同大学名誉教授。韓国の歴史学会会長歴任

朴菖煕[パクチャンヒ]
1932年韓国・密陽生まれ。1951年渡日。一橋大学経済学部、東京都立大学大学院(文学修士)、一橋大学大学院博士課程(社会学博士)を終えて1968年帰国。梨花女子大、韓国外大で20余年間主に韓国の歴史分野の講座を持つ。大阪経済法科大学アジア研究所客員研究員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tomoichi

21
韓国の歴史学者により日露戦争から韓国併合に至る時代のアメリカ・イギリスなど欧米の外交文書に迫ることでその裏面史に迫る。今までにないアプローチで面白かった。まあ韓国併合に関しては韓国人の立場もあるのでそこは目をつむりましょう。読んで損はない一冊でした。2023/12/24

長谷川透

15
日露戦争は日露間の対立だけではなく、背後には他の列強の思惑が交錯した戦争でもあった。本書は日露戦争を中心にしながらも、各国の関係や緊張を世界規模にまで拡張し詳細に記されている。特記すべき点は著者が列強の国々に翻弄された国に生まれた韓国人だということだ。ともなれば反日的な感情が著者が歴史を記す際のバイアスが危惧されるが、読んでみればそんなことはなく、極めて真っ当な視座で以て記されているので安心して頂きたい。但し、詳しくは書かれているが、事実の垂れ流しという感は拭えず、読み物としては読みにくいのが難点である。2013/03/01

tada shohei

1
★4 近代史はほぼノータッチだったので、日露戦争前後の国際情勢が初めて理解できたような気がして、面白かった。「世界史」と言うだけあって、各国の利害関係による立ち位置の変化がわかるように整理されています。ルーズベルトが親日家みたいに描かれているのはほんとなんだろうか、とか、竹島の主張をこんだけくどくする必要があるのだろうか、とか本書の後半になるにつれ「?」ともう所も多々あったような(概ね史実通りなんでしょうが、特に朝鮮半島絡みの歴史については少し主観的なような)。2013/03/02

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